なろうラジオ大賞７

一度出してしまった年賀状を取り返したい。斑目修吾は頭を抱えていた。酔った勢いで元カノに送った年賀状。冷静になってみるとかなり恥ずかしいことを書いてしまった。どうしたらいいんだ！ ＊なろうラジオ大賞７//

侯爵令嬢のロジーナが大切にしていたオルゴールが壊れた。大好きだった母親から贈られたオルゴール。誰もぜんまいを回していないはずなのに鳴り止まない。ロジーナはずっと鳴り続けるオルゴールに悩まされていた。侍//

彼と僕を繋ぐ合言葉『シュバリエ』。僕たちが知り合うきっかけになった本『シュバリエの葛藤』から貰った言葉だ。お互いの家同士が不仲で、仲良くしているのを知られる訳にはいかないが誰よりも気の合う相手。僕の親//

自転車の後ろに隣家の幼馴染を乗せて海に向かう道すがら、告白された。でも彼は『最低男』と呼ばれていた。 ＊なろうラジオ大賞７ ＊千文字以内超短編作品 ＊キーワードは『自転車』

雨宿りで偶然入った喫茶店で相席になった人がユーチューバーだった。しかも毎晩観ている人。サインをもらった私は人違いだったと気づいた。しかし彼はその日の配信で私に一目惚れだと言う。それを聞いた私の気持ちは//

ある日突然二本足のネコが訪ねてきた。転生ボーナスの『ギフト』を渡し忘れたと言う。そのネコはどこかで聞いたことがあるような二つの箱を出した。大きな箱と小さな箱。どれを選ぶべき？ ＊なろうラジオ大賞７ //

親友の家で出されたパンケーキで思い出したのは、おばあちゃんが作ってくれたホットケーキ。小学生時代の悲しい思い出。 ＊なろうラジオ大賞７ ＊千文字以内超短編 ＊キーワードは『ホットケーキ』

遊郭の窓辺で女が一人、風鈴を愛でていた。愛しい男からの贈り物。その男が身請けを申し出てからすでに半年が経っていた。 ＊なろうラジオ大賞７ ＊千文字以内超短編 ＊キーワードは『風鈴』

突然の異世界転移に巻き込まれて困っていると、質問に答えてくれる声が聞こえた。ところがなかなか思い通りの情報が引き出せない。無事にサバイバルできるのだろうか。 ＊なろうラジオ大賞７ ＊千文字以内超短編//

木枯らし１号が吹いたその日、ハルカはユウジを待っていた。すると通りがかった男子生徒に声をかけられ腕を掴まれてしまった。その時助けに来てくれたのは……。 ＊なろうラジオ大賞７ ＊千文字以内の超短編 ＊//

第二王子レイモンの王太子内定の噂があった。それに伴い、元々の婚約者だった伯爵令嬢から兄の婚約者の公爵令嬢に乗り換えるのではないか、との噂も。そんなレイモンが王立学園の一大イベント、舞踏会の日に皆に話が//