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牛の首

短編
あらすじ
「忠義一徹、死して護国の鬼となれ。それがおれたちに与えられた任務だ」


あまりの長きにわたる虜囚の身となったおれ。自身が何者であるかさえ忘れてしまったとは、なんたる不覚か。
いったい、おれは何者なのだ?
この仄暗い檻には、どうやらおれ以外にも囚われの者がいるようだ。
意を決してそいつに接触を試み、話しかけるのだった。

鎖に繋がれたその男は言うのだった。
「これこそが城を建てるときの秘術なのだ。このことを黙っておけ。仮にこの秘密、洩らすことがあれば、そんなおしゃべりには呪いがくだされるであろう」


※本作は家紋 武範さま主催「牛の首企画」参加作品です。
Nコード
N9308HS
シリーズ
★オススメ短編集★
作者名
尾妻 和宥
キーワード
R15 残酷な描写あり 伝奇 怪談 牛の首企画 自己喪失 呪い ミノタウロス
ジャンル
ホラー〔文芸〕
掲載日
2022年 07月17日 07時04分
最終更新日
2022年 07月18日 21時32分
感想
5件
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140pt
評価ポイント
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文字数
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