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電子兎が飛び跳ねると地球がヤバイ (完結)

あらすじ
 最低でも一家に一匹、理想は一人に一匹。側に置いておくだけでも色々と便利な存在だし、話し相手にもなってくれる。何よりも側にコイツが居てくれるだけで心が和むんだ。
 そんな、みんな大好きな電子ペットこと我が家のサポートAIの白色メイド兎なピーターが、ある日、突然、おかしなことを言い出した。

「君のお陰で“仮初”の存在だった私は、ようやく“本物”になれた。感謝している」

 訳が分からずに絶句したまま、ただ混乱を深めていくしかない僕と、嬉しさを爆発させて(無表情な兎の顔のままで)ピョンピョン飛んではしゃぎ回っているピーター。
 そんな僕とピーターの一人と一匹の間にだけ起きているのだろうとばかり思っていた、この奇妙奇天烈な出来事は、どうやら人類全体の未来に関わるなんて代物だったらしく……。

「君は未来を選択しなければならない。……さあ、どうする?」

 どうするって……。
 こんなの、どうすりゃいいんだよ……。

※この作品は[夏のホラー2013]への参加作品でした。
※この作品は自分のサイトにも掲載しています。
Nコード
N9306BS
シリーズ
みじかいの
作者名
雪之丞
キーワード
近未来 人工知能 電脳世界 夏のホラー2013 オリジナル ホラー SF要素あり クオリア AI(愛)がテーマ コズミックホラー どこがホラー? ある意味ホラー きっとホラー ホラーって何だっけ?
ジャンル
空想科学〔SF〕
掲載日
2013年 08月06日 15時19分
最終掲載日
2013年 08月10日 10時00分
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文字数
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