- あらすじ
- 「おかしい、どうしてこうなった?」
村から町に出て数年。
危険なモンスターと戦いながらも生き延び、そこそこ金もたまって成功したと思った頃。
口減らしも兼ねて追い出されるように出てきた(追い出された?)村に戻ったら、何故か幼馴染(女)を買うことになった。
もともと、あまりよい話を聞かない家だったこともあり、売りに出された娘を同情で買い取ることに。
下手にどこぞに売り飛ばされるよりは、自分の目の届くところで面倒をみようなどと思ってしまった。
「こんなつもりじゃなかったんだが」
などと思うも、既に遅い。
帰省は追い出した連中に「ざまあみろ」という程度のつもりであったのだが。
「どうしてこうなった?」
そう思うも、悩んでばかりもいられない。
買い取った幼馴染は見事に奴隷となっている。
となれば、生活の面倒をみなくてはならない。
奴隷のご主人様といっても楽が出来るわけではない。
仕事は奴隷にさせることは出来るが、生活の面倒は所有者の責任だ。
これから生活の面倒は買い取った者がみていかねばならない。
「あれ、奴隷って維持するのがかなり大変じゃねえの?」
今更ながらにこのことに気づいていきながらも、買い取ってしまった以上責任は果たさねばならない。
欲望のはけ口にしてる場合じゃない。
というか、そんな余裕はどこにもない。
「とにかく仕事をさせないと」
少しは生活費を稼いでもらわないと大変だ。
「これって扶養家族なんじゃないのか?」
実態としてその通りである。
奴隷を囲ったご主人様なんて優雅なものじゃ全然ない。
何より、毎日の仕事がある。
自分の食い扶持のためにも、奴隷(として救った幼馴染)を養うためにも、今まで以上に稼がなくちゃならない。
奴隷に働かせて稼ぐなんて、夢のまた夢。
むしろ、奴隷のためにあれこれがんばってる。
「どっちがご主人様なんだよ」
そんなぼやきを漏らしつつ、今日も転生先の異世界でがんばっていく。
ようするに、タイトルが粗筋そのものという事だ。
※感想や誤字脱字の報告はメッセージで。 - Nコード
- N8673EV
- シリーズ
- 異世界転生・転移関係
- 作者名
- よぎそーと
- キーワード
- R15 残酷な描写あり 異世界転生 冒険 日常 異世界 転生 奴隷 ご主人様と奴隷 奴隷から奴隷妻 奴隷ではなく家政婦 メイドではなく使用人 異世界生活 この世界の日常 チートなし
- ジャンル
- ヒューマンドラマ〔文芸〕
- 掲載日
- 2018年 07月01日 03時26分
- 最終掲載日
- 2018年 09月24日 16時29分
- 感想
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- 総合評価
- 7,237pt
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- 2,161pt
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- 文字数
- 371,306文字
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【完結】異世界転生してモンスターを倒してそこそこ成功したので故郷に帰ったら、幼なじみを奴隷として買う事になった
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