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商材シャーデンフロイデ

あらすじ
かつてオペラ歌手を夢見た私こと、佐那 史郎は帰宅途中、いかがわしい営業マン、竹田 哲人につきまとわれる。
商材シャーデンフロイデとやらを売りつけようとする魂胆らしい。やたらと口の達者な男だった。
その手には乗るまい。私は誘惑に負けそうになりつつも、なんとか無人駅にたどり着く。
そして雨が降りしきるなか、駅舎内での心理戦。

竹田は私の心を見透かすような発言をくり返し、揺さぶりをかけてくる。
どうやら竹田の人の心を読む力は本物らしい。この男は私にとっての汚点ともいうべき、若きころの秘密を知っているのだ。
なんとしても竹田を亡き者にしなければならない。さもないと秘密を公にされ、私は窮地に立たされるだろう。
竹田はきっと妖怪の類にちがいない。この男の裏をかいて撃退しなければなるまい……。


※本作は【夏ホラー2020】企画、テーマ『駅』です。
 幽霊の類は出ません(たぶん)。むしろ怖いのは人間自身を描いております。
Nコード
N8147GJ
シリーズ
夏ホラー企画シリーズ
作者名
尾妻 和宥
キーワード
R15 残酷な描写あり 男主人公 日常 サスペンス 怪談 サイコホラー 夏のホラー2020 民俗学 心理戦 ざまぁ メシウマ
ジャンル
ホラー〔文芸〕
掲載日
2020年 07月24日 08時30分
最終掲載日
2020年 08月21日 11時17分
感想
3件
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0件
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総合評価
36pt
評価ポイント
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文字数
55,174文字
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