ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

あじさい色のアミィ~永久に枯れない花束を~

あらすじ
 アンドロイドの普及が飛躍的に進んだ近未来に、独身のサラリーマン『響 恭平』の元にやって来たアンドロイドの『アミィ』。

 アミィは表裏のない素直な性格で、やや気弱で真面目すぎるところはあっても、主人に与えられたメイドとしての役割を果たすために日々奮闘する。

 しかし、そんな意気込みとは裏腹に、アミィはなぜか失敗ばかり。恭平はアミィが気楽に仕事に臨めるようにと、そんなアミィを強く叱ることはなかったが、そんな恭平の気遣いは、生真面目な性格のアミィには逆効果だった。

 そして、申し訳なさが臨界点まで達したアミィは、ついに恭平に対して思いの丈を爆発させてしまう。そんなアミィを見て、恭平は自分の配慮がいかに軽薄だったのかを痛感する。

 それをきっかけとなって、恭平にメイドの主人としての自覚が芽生え、結果としてお互いを再認識することとなり、心機一転、改めて主人とメイドとしての共同生活をスタートさせる。

 そんななか、とあるいざこざが引き金となり、アミィの中でこれまでとは全く違う、もうひとりのアミィが目を覚ます。

 そのアミィは大胆不敵にして徹底したリアリスト。卓越した戦闘技術と相手の精神を揺さぶる話術を操り、筋が通らない事柄を見逃せない義侠心で目の前の障害を粉砕する。

 時には温厚で控えめ、時には好戦的で現実主義というアンバランスな性格を一つの身体に宿したアミィは、様々な人間やアンドロイドと触れ合いながら、やがては主人とメイドという枠を越え、恭平と共に道ならぬ険しい恋路を歩んでいく。

 そして、その恋路のあらゆる箇所に横たわる二人目のアミィの出生の謎をきっかけに、恭平達は世間を揺るがす大事件へと巻き込まれ、立ち向かい、出会いと別れを繰り返す。

 その事件の裏に幾度も登場する二人の男と一人の女。その三人の因縁はあらゆる事象を巻き込みながら交錯し、やがて二人目のアミィの存在そのものへと集約されていく。

 この物語は、人工知能が進化を重ねた未来に於いて起こるであろう、人間と人工知能の共存によって生じる正の側面と負の側面を、二人の愛を通じて描いた物語である。
Nコード
N7682JI
作者名
ゴサク
キーワード
HJ大賞6 ネトコン13 集英社小説大賞6 男主人公 アンドロイド 日常 ハッピーエンド 異能力バトル 近未来 BK小説大賞 メイド 非ハーレム 主従関係 心理描写多め 恋愛
ジャンル
現実世界〔恋愛〕
掲載日
2024年 07月30日 19時47分
最新掲載日
2024年 08月03日 07時52分
感想
0件
レビュー
0件
ブックマーク登録
4件
総合評価
38pt
評価ポイント
30pt
感想受付
受け付ける
※ログイン必須
レビュー受付
受け付ける
※ログイン必須
誤字報告受付
受け付ける
※ログイン必須
開示設定
開示中
文字数
93,923文字
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから

同一作者の作品

N7682JI| 作品情報| 連載(全23エピソード) | 現実世界〔恋愛〕
 アンドロイドの普及が飛躍的に進んだ近未来に、独身のサラリーマン『響 恭平』の元にやって来たアンドロイドの『アミィ』。  アミィは表裏のない素直な性格で、やや気弱で真面目すぎるところはあっても、主人に与えられたメイドと//
N7922GY| 作品情報| 連載(全56エピソード) | 現実世界〔恋愛〕
 聖泉高校に通う、ごくごく普通の高校二年生の、『東雲 海人《しののめ かいと》』の長年の悩みは、幼馴染の過保護すぎる性格であった。  その幼馴染は、文武両道、才色兼備で、お金持ちの令嬢でもあるのだが、人となりは極めて豪//
N6525FZ| 作品情報| 完結済(全11エピソード) | ヒューマンドラマ〔文芸〕
―最期に叶えたい願いは何ですか― そこは魂の最期の願いを叶える場所。 迷い混んだ魂達が織り成すヒューマンドラマ。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ