- あらすじ
- 断るつもりだったお見合いの場に現れたのは、10年前に離れ離れになった親友だった。
「私に、しとかない?」
昔は男子にしか見えなかったのに、すっかり美少女に変貌した彼女……『ゆーくん』こと烏丸唯華は、結婚相手として自分を推す。
名家の跡取り息子である九条秀一は古くからの家訓に従い高校生の身にして結婚を急かされているのだが、唯華も似たような状況らしく。
「よく知らない相手と結婚するって、博打要素が強すぎるでしょ? その点、秀くんが相手なら気が楽かなって」
そんな軽いノリで、結婚を決めようとしていた。
一方、幼い頃から利益目当てで近づいてくる者ばかりで今やすっかり人間不信な秀一としても、かつての親友が相手なら気を許せる。
というか他の女性と同居生活など送れる気がしないため、実質他に選択肢がなかった。
そんな利害の一致により、ある種ビジネスライクに結婚が成立する。
ゆえに、美しく成長した唯華の『女性』の部分が垣間見える度ドギマギしつつもあくまで『親友』としての距離を保とうとする秀一だったが。
「秀くんが……結婚してください、って言ってくれたぁっ……!」
重い女だと思われないよう表面上は軽い調子で接しているが、唯華は10年前から秘めた恋心を密かに燃え上がらせているのだった。
誰よりも気の合う親友との生活は、昔と変わらずどこまでも楽しくて。
けれど、『親友』から本当の『夫婦』へ。
少しずつ少しずつ、二人の関係性は変化していく。
【書籍版、スニーカー文庫より発売中。イラストはParum様(https://www.pixiv.net/users/43259598)です】 - Nコード
- N7426HA
- 作者名
- はむばね
- キーワード
- ほのぼの 日常 ハッピーエンド 青春 スクールラブ ホームドラマ ラブコメ 幼馴染 結婚 同棲 純愛 コメディ じれじれ 両片思い 書籍化
- ジャンル
- 現実世界〔恋愛〕
- 掲載日
- 2021年 06月18日 18時38分
- 最新掲載日
- 2025年 06月26日 15時10分
- 感想
- 53件
- レビュー
- 0件
- ブックマーク登録
- 4,372件
- 総合評価
- 15,408pt
- 評価ポイント
- 6,664pt
- 感想受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - レビュー受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - 誤字報告受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - 開示設定
- 開示中
- 文字数
- 395,989文字
設定
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
男子だと思っていた幼馴染との新婚生活がうまくいきすぎる件について
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから
同一作者の作品
N7426HA|
作品情報|
連載(全158エピソード)
|
現実世界〔恋愛〕
断るつもりだったお見合いの場に現れたのは、10年前に離れ離れになった親友だった。
「私に、しとかない?」
昔は男子にしか見えなかったのに、すっかり美少女に変貌した彼女……『ゆーくん』こと烏丸唯華は、結婚相手として自分//
N1533JR|
作品情報|
連載(全29エピソード)
|
現実世界〔恋愛〕
三年前、天野照彦は幼馴染に告白された。
内気で引っ込み思案で、でも可愛い文学少女の月本六華。
そんな幼馴染の告白を、自分に自信がなかったこともあり、照彦は断ってしまった。
だがフッてしまった幼馴染と再び顔を合わせると、快//
N7172JF|
作品情報|
完結済(全16エピソード)
|
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
魔王ラナリス率いる魔族による人類への侵攻は、勇者スナフによって打ち砕かれた。
しかし、人間界の地下牢に囚われたラナリスを攫うような形で脱獄させたのもまたスナフだった。
戸惑うラナリスを連れて、スナフは二人での『逃避行』へ//
N6364JL|
作品情報|
完結済(全30エピソード)
|
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
異世界に勇者として召喚され、早五年。
影鷹月花は、未だ最弱の代名詞たるスライムにさえ勝てずにいた。
多くの人々がそんな月花を見限る中、唯一月花のことを信じ続けるのが月花を召喚した術者でもあるアンシア姫だ。
アンシアの存在//
N9234JI|
作品情報|
完結済(全25エピソード)
|
現実世界〔恋愛〕
天条悠人は、これまで幾度も世界を救ってきた少年である。
同時に数々の女性も救い、彼女たちに惚れられてきたが、その全ての思いに気付いていない鈍感であった。
鈍感だけならまだしも、彼に想いを伝えようとすると不思議な力でも働い//
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。