- あらすじ
- しあわせなヤツはしね。
でも誰か死んだって聞くたびに、なんでやさしい人が亡くなって、おれみたいなゴミが代わりに死んであげられなかったたんだろうと思う。
●後悔してることは? 生まれてきたこと。
●得意なことは? 人に嫌われること。
親と手を繋いで歩いてるガキが笑ってるのを見るたびに、『僕はお前と違って愛されてるんだ。』って嗤われている気がして殺したくなる。でもその子たちには幸せになってほしい。たといその手を離す時が来ても。
生まれた時から見た目がいい奴は嫌いだ。だけど美しくなろうともがいてる人は好き。だのになんで、おれなんかよりずっとずっとやさしくて、愛されてて友達もいて、生きる価値がある人が毎日死んでる?
金持ちが憎い、人間が嫌い。皆におれがいる最底辺まで落ちてきてほしい。だけどくるしい人を助けたい。ニンゲン共のせいで人間じゃなくなった人を救いたい。けれども金が無いから養ってもあげられない。
人は貰ったことがない物は与えられない。だからおれはつらい人に愛をあげられない。金も美も。だからどんなに自分を嫌っても、いつでももっとゴミみたいな俺がいるから安心してほしい。
いちばん下から『おれは味方だ』って叫んでる。嫌われてて金もなくて気持ち悪くて、『ありがとう』も『ごめんなさい』も声がちいさくて言えないおれができるのは。 【――主人公の遺書より。】
◯20Kpv、ランキング2位ありがとうございます
●主人公が愛を求めてあがく《バトルファンタジーラブコメ》
●イギリスのオックスフォードで文学を学んでいた時に書いた、英語の詩をノベライズした小説
◇◆◇
名家に生まれた少年・陽炎は、形式的な顔合わせの場に連れてこられ、退屈していた。
そんな中、人見知りらしく姉の後ろに控えていた少年・アイが紹介される。小さな声、控えめな仕草。しかし差し出された手には、思いのほかしっかりとした意志が宿っていた。
最初はたどたどしい挨拶に終始した二人だったが、ぎこちなさの奥にある誠実さや好奇心が、少しずつ互いの距離をゆるやかに縮めていく。
家同士の都合で集められた子どもたちでありながら、その場に流れ始めるのは義務ではなく、まだ名付けようのない小さな信頼の気配。
――これは、特別な理由もなくとも誰かと心を通わせていく“最初の一歩”を描く物語である。 - Nコード
- N7285KJ
- 作者名
- ADPh.D.
- キーワード
- 残酷な描写あり 異世界転生 異世界転移 ドリコム大賞4 123大賞7 なろうラジオ大賞7 第2回ルフナ大賞 OVL大賞11 なろう感想企画 シリアス ラブコメ 曇らせ バトル 男性向け 女性向け TS 胸糞 男の娘
- ジャンル
- ハイファンタジー〔ファンタジー〕
- 掲載日
- 2025年 04月23日 19時19分
- 最新掲載日
- 2025年 12月17日 18時00分
- 感想
- 93件
- レビュー
- 1件
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- 総合評価
- 668pt
- 評価ポイント
- 566pt
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- 文字数
- 661,121文字
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★全話挿絵あり!《 堕胎告知 -Abortion Annunciation- 》「オマエみたいなゴミ、産むんじゃなかった。」「テメェが勝手に産んだんだろ、ころすぞ。」一章完結 二章(水金日)更新18時
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N7285KJ|
作品情報|
連載(全196エピソード)
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ハイファンタジー〔ファンタジー〕
しあわせなヤツはしね。
でも誰か死んだって聞くたびに、なんでやさしい人が亡くなって、おれみたいなゴミが代わりに死んであげられなかったたんだろうと思う。
●後悔してることは? 生まれてきたこと。
●得意なことは? 人//
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