- あらすじ
- 深川の料理茶屋を根城にしている日下部富三郎は、碁敵として知り合った午雲和尚を誘って大川の川開きに屋形船を繰り出した。船には贔屓の芸者と板前。も乗っていた。粋な都々逸で流している上総之輔をひろい、川遊びをした。
私設競馬を始めた上総之輔は、騎手より予想屋で名を上げている。
上総之輔の助言で大儲けした日下部は、その金で乱痴気騒ぎをする。
その様子を風富屋の来人に目撃され、瓦版のネタにされてしまう。
立場をなくした日下部は、責任をすべて上総之輔に押し付けた。
それを知った上総之輔は、風富屋を締め上げる。
タクラミが無になった日下部は、遺恨試合を申し出る。
立会いには、午雲和尚と、琉球からのお客様がなってくれた。
深川を出外れた砂村で、一騎打ちが繰り広げられる。 - Nコード
- N7280CZ
- シリーズ
- 笑える話
- 作者名
- 齋藤 一明
- キーワード
- 江戸時代 辰巳芸者 瓦版 一騎打ち
- ジャンル
- 歴史〔文芸〕
- 掲載日
- 2015年 11月30日 20時43分
- 最終掲載日
- 2015年 12月13日 09時22分
- 感想
- 5件
- レビュー
- 0件
- ブックマーク登録
- 12件
- 総合評価
- 46pt
- 評価ポイント
- 22pt
- 感想受付
- 受け付ける
- レビュー受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - 誤字報告受付
- 受け付けない
- 開示設定
- 開示中
- 文字数
- 46,146文字
設定
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
砂村遺恨試合始末録
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから
同一作者の作品
N5856GJ|
作品情報|
完結済(全3エピソード)
|
ヒューマンドラマ〔文芸〕
名古屋の老舗繊維商社に勤める水島は、愛煙家だ。ただ、現代は愛煙家が肩身をせまくしている。家を出た瞬間から帰宅するまで禁煙を強いられるのに憤っていた。そんな折、会社の近くに喫煙喫茶ができ、常連となった。その店には糸香という//
N8759FF|
作品情報|
短編|
純文学〔文芸〕
私、準ミスに選ばれてしまいました。
いろんなところに引っ張り出されましたが、こんなこともありました。
N0526FE|
作品情報|
完結済(全10エピソード)
|
歴史〔文芸〕
姫路で施療院を営む越前屋仁平は、領主であった松平家が豊後の日田へ転封となった際に、新たに押しかけ妾を受け入れてしまった。妾の名は富永(とみなが)絢女(あやめ)。松平家上(かみ)女中(じょちゅう)である。足軽の娘だった絢//
N3563EY|
作品情報|
短編|
純文学〔文芸〕
「おひや、いらんかえーー」「お冷や、どうどすーー」
京都の町に間延びした売り声が流れた。盆の期間限定で出現する白川女(しらかわめ)の一団だ。
何事だろうと人が振り返った。手甲脚絆に草履履き、紺の筒袖も被った手拭いも時代錯//
N9637EU|
作品情報|
完結済(全5エピソード)
|
純文学〔文芸〕
冬の荒れた浜で、女は行き倒れの武士を拾った。男の綿入れ欲しさにネグラに連れ帰ったのだが、その顔をマジマジと見て女は後悔した。自分を仇と追っている夫だったのだ。
捨てに行こうにも体調が悪く、仕方なく女は男をネグラに運び//
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。