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見える空気と見えない空気 __アスベストを学ぼう__

あらすじ
 田倉騎士(たくらないと)は、小学校の五年生になったばかり。大阪で生まれ育ったが両親の他界をきっかけに、遠縁にあたる鳥取県在住の竹内日美子(たけうちひびこ)に引き取られる。
 生来の喘息持ちの騎士は、日美子がアスベスト喘息という持病を持っているのを知る。これは公害によるものだという日美子の主張に騎士はあいまいな態度をとる。折よく転校先の学校の授業で公害を学習する機会を得て、騎士はクラスメートとともに白紙の状態から学び始める。しかし公害を学ぶ項目に日美子の主張するアスベスト被害は掲載されていなかった。
 さてクラス内には生徒でありながらその場の空気を支配する兆章穂乃果(ちょうしょうほのか)がいた。担任の塚本教諭ですら屈させる見えぬ権力を持つ彼女の行動は騎士の命でさえも自在にできた。幸い同じテーマを研究して発表する仲間に恵まれ騎士はつらい記憶から新しい思い出作りにスライドしていく。
 しかし途中で両親の死の真相を知り、従姉妹の桜木紗矢(さくらぎさや)も騎士のいる学校に転校してきて事態は混迷してくる。
 根は素直な小学校五年生の子どもたちの公害学習と大人たちの態度と公害に対する歴史並びに加害にあたった企業の対応を学びつつ騎士は大人の階段をあがっていく。

※全年齢対象
※いじめに対する表現があります
Nコード
N7190KB
作者名
ふじたごうらこ
キーワード
シリアス 男主人公 和風 現代 日常 アスベスト 公害 いじめ 水俣病 漫画家志望 公害被害健康保障制度 喘息 喘息発作 バレエ 児童文学
ジャンル
ヒューマンドラマ〔文芸〕
掲載日
2025年 02月09日 07時49分
最終掲載日
2025年 02月09日 09時47分
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文字数
54,939文字
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