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【短編】中二病患者の中年は躊躇しない

短編
あらすじ
 21世紀も4分の1が過ぎようとした地球ではパンデミックに次ぐ騒ぎを某大国が引き起こしてくれた。

 それは4月1日に初めてネット空間に映像が流れたためにCGだとしか思われなかったが、数日後には某大国の大都市が一つ。文字通りに消滅した。

 それを皮切りに周辺国へもその混乱が広まっていくのだが、それはまったく現実離れした話ばかりをもたらしていた。

 アニメやライトノベルに感化された欧米各国では早速アニメそのものの出で立ちを行うものが現れ、被害が拡大するシベリアにはアニメや映画に出てくるような魔法使いや戦士たちが集いだしていた。

 そんな中、アニメやライトノベルを見下す日本においてはテレビも政治も現実を受け入れることなく、近隣の半島や島国、大陸において魔法が使えるようになっても、そんな現実を一切を認めようとしなかった。

 日本国内でもネットを通じて騒ぎになり、魔法を使う者も現れるが、国内に妖怪やモンスターが現れ被害が出るまで政府は事実を否定し続け、犠牲が出て初めてテレビはそれまでの姿勢を急転換して政府批判を始めた。

 銃やミサイルと言った実体弾による物理攻撃がほとんど効果を見せない相手に対して自衛隊も警察も無力で、ただ魔法を抑えつけるだけであった行政は急に彼ら「冒険者」を公共組織として認めるという泥縄の決定を行う。

 
 そんな時、製造元と市場を失った地方企業が倒産し、路頭に迷った中年はあるネット記事を見つけた。

 曰く、政府が立ち上げた魔法研究所でテスターを募集しているという。

 中二病であった中年は迷うことなく応募し、ストレートでテスターとして採用されることとなる。
 魔法強化アーマーのテスターとなり、中二な夢が叶った中年は、アーマーの限界テストを何のためらいもなく行い、「冒険者」達とファンタジックなモンスターや妖怪と対峙する事になった。

 何十年も中二病を引きずる中年が今更躊躇いなどと言う物を持ち合わせているはずもなく、困難なはずの討伐をいともたやすくこなしてしまうヒーロー?へと変貌していく。

 そんな、中二病な中年が躊躇しない話である。 
Nコード
N6616GV
シリーズ
ファンタジー 短編
作者名
高鉢 健太 
キーワード
残酷な描写あり 男主人公 伝奇 ヒーロー 近未来 怪獣 パワードスーツ
ジャンル
ローファンタジー〔ファンタジー〕
掲載日
2021年 03月12日 23時00分
最終更新日
2021年 03月14日 19時46分
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78pt
評価ポイント
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文字数
3,018文字
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