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竜頭――柔太郎と清次郎――

あらすじ
幕末の信州上田藩。
藤井松平家の下級藩士・芦田家に、柔太郎と清次郎の兄弟が居た。

兄・柔太郎は儒学を学ぶため昌平黌《しょうへいこう》へ、弟・清次郎は数学を学ぶため瑪得瑪弟加塾《まてまてかじゅく》へ、それぞれ江戸遊学をした。

嘉永6年(1853年)、兄弟は十日の休暇をとって、浦賀まで「黒船の大きさを測定する」ための旅に向かう。

品川宿で待ち合わせをした兄弟であったが、弟・清次郎は約束の時間までにはやってこなかった。


時は経ち――。
兄・柔太郎は学問を終えて帰郷し、藩校で教鞭を執るようになった。
遅れて一時帰郷した清次郎だったが、藩命による出仕を拒み、遊学の延長を望んでいた。

----------

幕末期の兵学者・赤松小三郎先生と、その実兄で儒者の芦田柔太郎(芦田新)先生のお話。

※この作品は史実を元にしたフィクションです。
※時系列・人物の性格などは、史実と違う部分があります。
※この作品はアルファポリスでも掲載しています。

【ゆっくりのんびり更新中】
Nコード
N6358KU
作者名
神光寺かをり
キーワード
シリアス 男主人公 和風 幕末 日常 時代小説 赤松小三郎 算学
ジャンル
歴史〔文芸〕
掲載日
2025年 07月22日 14時13分
最新掲載日
2025年 12月19日 18時10分
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