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【完結】ひとつだけ、ご褒美いただけますか?――没落令嬢、氷の王子にお願いしたら溺愛されました。

あらすじ
没落伯爵家の娘の私、ノエル・カスティーユにとっては少し眩しすぎる学院の舞踏会で――
私の願いは一瞬にして踏みにじられました。

母が苦労して買ってくれた唯一の白いドレスは赤ワインに染められ、
婚約者ジルベールは私を見下ろしてこう言ったのです。

「君は、僕に恥をかかせたいのかい?」

まさか――あの優しい彼が?
そんなはずはない。そう信じていた私に、現実は冷たく突きつけられました。

子爵令嬢カトリーヌの冷笑と取り巻きの嘲笑。
でも、私には、味方など誰もいませんでした。

ただ一人、“氷の王子”カスパル殿下だけが。
白いハンカチを差し出し――その瞬間、止まっていた時間が静かに動き出したのです。

「……ひとつだけ、ご褒美いただけますか?」

やがて、勇気を振り絞って願った、小さな言葉。
それは、水底に沈んでいた私の人生をすくい上げ、
冷たい王子の心をそっと溶かしていく――最初の奇跡でした。

没落令嬢ノエルと、孤独な氷の王子カスパル。
これは、そんなじれじれなふたりが“本当の幸せを掴むまで”のお話です。

※全10話+番外編・約2.5万字の短編。一気読みもどうぞ。
※わんこが繋ぐ恋物語です。
※ざまぁ要素あり。最後は甘く、後味スッキリ。
※アルファポリスにも掲載。完結恋愛18位。
※異世界恋愛27位。たくさんの方にお読み頂き、本当にありがとうございます。
Nコード
N5020LJ
作者名
猫屋敷 むぎ
キーワード
シリアス 女主人公 ハッピーエンド ドアマットヒロイン 溺愛 婚約破棄 没落令嬢 切ない 氷の王子 ざまぁ要素あり
ジャンル
異世界〔恋愛〕
掲載日
2025年 12月02日 20時05分
最終掲載日
2025年 12月05日 21時11分
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