- あらすじ
- 2007年2月27日、犯罪史にその名を残した猟奇殺人事件「イキノコリ事件」の犯人の死刑が執行された。だがその数日後、死刑が執行された東京拘置所にイキノコリ事件で紛失していたある被害者のノートが郵送されてくる。発送場所は岐阜県高山市で、ノートの内容は八年前に岐阜県奥飛騨の蝉鳴村で発生し、後に被疑者に対する完全無罪判決が下された猟奇殺人事件……通称「涼宮事件」に関する取材レポート。イキノコリ事件の犯人はかつて大学院在籍時にその事件を題材とした修士論文を執筆していた事があり、ここからイキノコリ事件の犯人がこのノートを持ち去ってそれを蝉鳴村にいる誰かに郵送し、犯人の死刑執行と同時にその人物がノートを返送したものと推測された。警視庁の斎藤警部はこの状況に嫌な予感を感じ、イキノコリ事件を解決した元警視庁警部補の私立探偵・榊原恵一にこのノートの送り主の特定を依頼。榊原はアルバイト秘書の宮下亜由美と共に蝉鳴村へと向かう事になるが、そこで待っていたのは八年前の涼宮事件を超える前代未聞の凶悪な猟奇連続殺人事件だった……。『災い鳴く時 蝉が鳴く 蝉が亡く時 災い亡く』。伝承に従って繰り広げられる涼宮事件とイキノコリ事件の遺産に、『真の探偵』榊原が挑む! 構想・執筆10年以上、文字総数60万字越えのこの大事件。世の謎解きに自信を持つ者たちよ、解けるものなら解いてみるがいい!
- Nコード
- N3410IV
- シリーズ
- 名探偵・榊原恵一事件ファイル
- 作者名
- 奥田光治
- キーワード
- R15 残酷な描写あり ミステリー サスペンス 探偵小説 本格推理 名探偵 大量殺人事件 謎解き 犯人当て 読者への挑戦状 登場人物100人越え 修士論文 警察の本気 解けるなら解いてみよ
- ジャンル
- 推理〔文芸〕
- 掲載日
- 2025年 09月13日 00時00分
- 最終掲載日
- 2025年 10月13日 00時00分
- 感想
- 67件
- レビュー
- 0件
- ブックマーク登録
- 155件
- 総合評価
- 964pt
- 評価ポイント
- 654pt
- 感想受付
- 受け付ける
- レビュー受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - 誤字報告受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - 開示設定
- 開示中
- 文字数
- 671,631文字
設定
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
蝉鳴村殺人事件
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから
同一作者の作品
N3410IV|
作品情報|
完結済(全57エピソード)
|
推理〔文芸〕
2007年2月27日、犯罪史にその名を残した猟奇殺人事件「イキノコリ事件」の犯人の死刑が執行された。だがその数日後、死刑が執行された東京拘置所にイキノコリ事件で紛失していたある被害者のノートが郵送されてくる。発送場所は//
N0349JW|
作品情報|
完結済(全29エピソード)
|
推理〔文芸〕
埼玉県南西部にある東京都の飛地・巴川村。この村にある警視庁巴川警察署はその立地から訳ありの警察官ばかりが配属される警視庁の左遷先として知られる警察署だったが、2008年9月、この村の近くで二年前に世田谷で無差別連続殺人//
N8423CE|
作品情報|
連載(全67エピソード)
|
推理〔文芸〕
名探偵として数々の大事件にかかわってきた私立探偵・榊原恵一。だがしかし、彼だっていつも大事件にかかわり続けているわけではない! 榊原やその関係者たちがかかわってきた、シリアスからギャグ、そして日常から殺人まで、様々なネ//
N6327IO|
作品情報|
完結済(全13エピソード)
|
推理〔文芸〕
三重県熊野灘に浮かぶ魚島に存在する廃墟『旧伊勢宮森水族館』。それは海洋生物学者・宮森海次郎が設立した個人経営の水族館であったが、五年前に宮森が飼育していた殺人クラゲの水槽に転落して非業の死を遂げた事で廃墟化し、長年にわ//
N5159IE|
作品情報|
短編|
推理〔文芸〕
マンションの隣室から響くテレビの大音量に堀村朝彦は激怒した。文句を言いにその部屋を訪れた堀村であるが、なぜか部屋の鍵は開いており、不審に思って中を覗くと、そこには男の死体が転がっていた……。どういうわけかテレビが大音量//
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。