- あらすじ
- 「ハァ……、ハァ……!」
とある放課後の帰り道。
人気のない河川敷の高架下まで来たところで、いつもの発作が起きた。
だが、ここまで酷いのは初めてだ……。
全身から脂汗が噴き出て、視界が歪む。
「うっ……があああああッ!!」
俺の上の二本の犬歯が伸び、鋭く尖った。
「クッ、クソッ!」
思わず右の拳をコンクリートの壁に打ちつける。
「…………あっ」
すると、壁が拳の形にポッカリと陥没してしまった。
ヤ、ヤバい……。
力が制御できなくなってる……。
――俺は所謂吸血鬼だ。
中世の吸血鬼狩りで大分数を減らした吸血鬼だが、現代でも僅かながらその子孫は残っている。
俺もその一人。
吸血鬼は思春期になると、今の俺のように吸血衝動が抑えられなくなって発作が起きるのだ。
とはいえ、誰かの血を吸って吸血鬼だとバレたら、人間に駆除されるのは必至。
俺は血が吸いたい本能と、吸ってはいけないという理性の間で、板挟みになっていた。
「と、虎木君!?」
「――!!」
その時だった。
聞き慣れたアニメ声がしたので振り返ると、そこにはクラス一の美少女である十文字さんが、大きな瞳を更に見開きながら立ち竦んでいた――。
※カクヨムにも転載してます。 - Nコード
- N3246IM
- シリーズ
- 恋唄
- 作者名
- 間咲正樹
- キーワード
- R15 ハッピーエンド スクールラブ 123大賞6 パッシュ大賞 美少女/女子高生 純愛/初恋/溺愛 チート/ざまぁ 青春/短編/日常 男主人公/一人称 ラブコメ/ギャグ 現代(モダン) 高校生/じれじれ 学園/学校/学生 ざまあ ネトコン13感想
- ジャンル
- 現実世界〔恋愛〕
- 掲載日
- 2023年 11月03日 21時14分
- 最終更新日
- 2025年 10月22日 01時26分
- 感想
- 18件
- レビュー
- 3件
- ブックマーク登録
- 129件
- 総合評価
- 1,784pt
- 評価ポイント
- 1,526pt
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- 文字数
- 9,079文字
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現代に生きる高校生吸血鬼の俺が、何故かクラス一の美少女から血を吸わせてもらうことに!?
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