- あらすじ
- 《ウラトモ》
学校では地味な陰キャ高校生・相沢悠真。
だがネット上では、匿名アプリ「ウラトモ」を開発した“神”として一部界隈で話題。
彼が作ったこのアプリは「学校の人に匿名でメッセージを送れる」SNS。
ーーしかし、いつの間にか学校中の人が使い始めてしまい、
リア充も先生もバズり厨も、全員が“ウラトモ”の虜に。
「バレたら終わる！」と焦る悠真だが、
なぜかクラスの美少女・白石夏音が「ウラトモの中の人探し」に夢中になっていてーー！？
《EgoDive》
クラスでは空気。名前を呼ばれることもなく、スマホを見て笑う連中を横目に過ごすだけの高校生・葛西真。
だが、ネットの世界では違った。
彼は“神アプリ職人《Shade》”として、世界中の開発者コミュニティで伝説扱いされていたのだ。
ある日、同級生のリア充グループが「スクールSNS」なるアプリを流行らせる。
「フォロワー数が多い奴が偉い」とバカ騒ぎするクラス。
真は思う。「くだらねぇ」。
そして匿名で、“対抗アプリ”を放つ。
その名は、《EgoDive》。
本音が投稿者の裏から滲み出る“心理解析SNS”。使えば使うほど、投稿主の「本当の顔」が暴かれていく……
最初はネタとして盛り上がったが、やがて学校中がそのアプリに支配される。
裏垢、裏切り、偽善、欲望。
真は、教室の上位カーストが崩れていく様を、ただ静かに見ていた。
「なぁ、“神”は誰だと思う？」
《Re:verse》
学校では地味で、誰にも話しかけられない“陰キャ”の俺――真城悠。
けれど、ネットでは違う。
俺が匿名で作ったSNSアプリ『Re:verse（リバース）』は、投稿者の心理や繋がりをAIが解析し、理想の匿名空間を生み出す。
はずだった。
しかし、クラスの中心にいるリア充グループがそのアプリに夢中になった瞬間、俺の世界は、再び現実と交わってしまった。
彼らが“匿名”を信じている間、俺だけが、すべてを見ている。そして俺は決めた。
俺を笑った奴らを、ネットの海で沈めてやる。
だけど、ひとりだけ。
あの日、俺に「話しかけてくれた」あの子のことだけは……まだ、傷つけたくなかった。
※このお話はフィクションです。実在のアプリやコード、人物や団体などとは関係ありません。
作者はHTMLは敵だと思っています。 - Nコード
- N2673LG
- 作者名
- きたいめぐみ
- キーワード
- ギャグ 男主人公 青春 ラブコメ
- ジャンル
- コメディー〔文芸〕
- 掲載日
- 2025年 11月15日 18時00分
- 最新掲載日
- 2025年 12月25日 18時00分
- 感想
- 0件
- レビュー
- 0件
- ブックマーク登録
- 2件
- 総合評価
- 34pt
- 評価ポイント
- 30pt
- 感想受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - レビュー受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - 誤字報告受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - 開示設定
- 開示中
- 文字数
- 83,978文字
設定
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
学校では陰キャ、ネットでは神。〜リア充ども、俺が匿名で作ったアプリで振り回されるがいい〜
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから
同一作者の作品
N0462LL｜
作品情報｜
連載(全12エピソード)
｜
童話〔その他〕
冬の朝、村に初雪が降った。
小さな女の子リリと、雪の妖精キラが出会う。
色々な体験を通じて二人は友情と心の温かさを育み、冬の終わりには春への希望を胸に新しい季節へ歩き出す。
N1583LI｜
作品情報｜
連載(全4エピソード)
｜
童話〔その他〕
四季がめぐるたび、木かげ町には小さなふしぎが訪れる。
風が吹けば花びらが揺れ、空を見上げれば雲が笑う。
木かげ町は、今日も季節とともに息づいている。
N8504LD｜
作品情報｜
連載(全49エピソード)
｜
ホラー〔文芸〕
サクッと読めるホラー小説を集めた短編集。
※怖いの苦手な方はお戻りください。
基本的に1話読切です。
好きなお話からどうぞ。
タイトルに数字がついているものだけ何話か続いています。
N8478LD｜
作品情報｜
連載(全54エピソード)
｜
その他〔その他〕
さくっと読める短編小説たちの詰め合わせ。
ジャンルバラバラです。
基本1話読切なので好きなお話からどうぞ。
N2673LG｜
作品情報｜
連載(全41エピソード)
｜
コメディー〔文芸〕
《ウラトモ》
学校では地味な陰キャ高校生・相沢悠真。
だがネット上では、匿名アプリ「ウラトモ」を開発した“神”として一部界隈で話題。
彼が作ったこのアプリは「学校の人に匿名でメッセージを送れる」SNS。
ーーしかし、いつ//
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。