ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

命を狙われた王子と捨てられた令嬢は、出会った時に互いに淡い恋心を抱いたが、王子のおぼろげな記憶から相手選びを間違えそうになったけれど、二人で幸せ色の花束を掴み直すお話

あらすじ
「その傷は治らないわ、フローガ」とあの女は笑いながら言った。
王妃レフコー。手に持っていたのは呪いの剣。少年フローガの実母である。
王妃であり実の母親は、フローガに刃を振り下ろした。フローガの左頬と右足のくるぶしは、パックリと割れた。
「これでこの国は、ブロンティのもの」
ブロンティは雷神の加護を受けた第二王子であり、少年の実弟である。
王妃に好かれているとは思わなかったが、ここまで嫌われているとも思いたくなかった。
ようよう辿り着いた僻地の小屋で、フローガは少女ソフィーリアと出会う。
フローガの目には炎のように赤い髪と、緑の瞳を持つ少女に見えたソフィーリアは、この国では稀な治癒の魔術を使える少女だった。
命を救われたフローガは、実母と実弟を王宮から放逐し、国の実権を握ることを決める。
ソフィーリアは辺境伯の次女。父はソフィーリアの姉のトリアナティを溺愛し、ソフィーリアはいつも置き去りだった。
トリアナティは紅がかった金髪と蒼い目の少女。容姿だけはずば抜けていたが、それ以外は問題のある女性。ソフィーリアは、白色に近い金髪と琥珀色の目を持つ地味な容姿の少女である。
ソフィーリアの治癒の力は、父方の祖母から受け継いだもの。両親も姉も、その力を知らない。
成人したフローガは、焼き尽くす王子と呼ばれ、王妃も実弟も幽閉し国の実権を握る。ようやく、王妃を娶る時期を迎えた。しかし、縁談を申し込んだ相手はトリアナティであった。


Nコード
N2569HI
シリーズ
異世界系
作者名
高取和生@コミック1巻発売中
キーワード
R15 残酷な描写あり 白い結婚 じれじれ 勘違い 溺愛 中世風 視点変更あり ハッピーエンド OVL大賞7 コミックスピア大賞1 ESN大賞4 ネット小説大賞十感想
ジャンル
異世界〔恋愛〕
掲載日
2021年 11月21日 16時00分
最新掲載日
2021年 12月15日 22時15分
感想
1件
レビュー
0件
ブックマーク登録
39件
総合評価
176pt
評価ポイント
98pt
感想受付
受け付ける
※ログイン必須
レビュー受付
受け付ける
※ログイン必須
誤字報告受付
受け付ける
※ログイン必須
開示設定
開示中
文字数
14,902文字
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから

同一作者の作品

N2799LG| 作品情報| 完結済(全8エピソード) | 異世界〔恋愛〕
グランシュタイン侯爵家には華やかな姉セシリアと、地味で冴えない妹のエメリアがいる。両親からも適当に扱われるエメリアを哀れみ、祖父がエメリアに婚約者を見つけた。最初は優しかった婚約者レナードだったが、エメリアではなくセシリ//
N0698LI| 作品情報| 完結済(全8エピソード) | ハイファンタジー〔ファンタジー〕
フィオ王国の片田舎に生まれた双子の妹――コロン・コロンダ。 しかしこの国では、双子は「忌み子」と呼ばれ、不吉の象徴とされていた。生まれてすぐに父に捨てられ、離れに押し込まれた彼女は、三歳になるまで歩くことも喋ることもでき//
N7314IC| 作品情報| 完結済(全10エピソード) | 異世界〔恋愛〕
幼少時、事故に巻き込まれて咽喉を傷つけたシフォンヌは、美しい声を失っている。シフォンヌの国では美声の価値は高く、それを持たない彼女は、長年の婚約者から「婚約破棄」を宣言される。折しも、美声を競う夏至の祭りが開催される頃の//
N9155LF| 作品情報| 完結済(全16エピソード) | ハイファンタジー〔ファンタジー〕
13歳にしてリフローダ王国の行政と法律を支える天才少女・アステリア。 だが、国王の息子である愚かな第一王子アドラッドにより、理不尽な理由で婚約破棄を言い渡される。 その背後には他国からの諜報員による策略があり、碧色トン//
N2692JF| 作品情報| 完結済(全7エピソード) | 異世界〔恋愛〕
魔術あり、魔獣も出る世界。そこで王女パルフェはやるべきことをやろうとする。心配した父国王が護衛に任命したのは、嘗ての天才剣士でいまでは遊び人のキリアンだった。 本作は楠結衣様主催の「騎士団長ヒーロー企画」参加作品です。 //
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ