- あらすじ
- 「リリアーナ、君との結婚は無かったことにしてもらう。君の力が発現しない以上、君とは結婚できない。君の妹であるマリーベルと結婚することにするよ」
「……私も正直、ずっと心苦しかったのです。これで肩の荷が下りました。昔から二人はお似合いだと思っていたのです。マリーベルとお幸せになさってください」
「ありがとう。マリーベルと幸せになるよ」
円満な婚約解消。これが私の目指したゴール。
この人とは結婚したくない……。私はその一心で今日まで頑張ってきた。努力がようやく報われる。これで私は自由だ。
土地を癒やす力を持つ聖女のリリアーナは一度目の人生で領主であるジルベルト・カレンベルクと結婚した。だが、聖女の仕事として領地を癒やすために家を離れていると自分の妹であるマリーベルと浮気されてしまう。しかも、子供ができたとお払い箱になってしまった。
聖女の仕事を放り出すわけにはいかず、離婚後もジルベルトの領地を癒やし続けるが、リリアーナは失意の中で死んでしまう。人生もこれで終わりと思ったところで、これまでに土地を癒した見返りとしてそれまでに癒してきた土地に時間を戻してもらうことになる。
そして、二度目の人生でもジルベルトとマリーベルは浮気をしてリリアーナは婚約破棄された。だが、この婚約破棄は計画通りだ。
わたしは今は二度目の人生。ジルベルトとは婚約中だけれどこの男は領主としてふさわしくないし、浮気男との結婚なんてお断り。婚約破棄も計画通りです。でも、精霊と約束したのであなたの領地はいただきますね。安心してください、あなたの領地はわたしが幸せにしますから。
*過去に短編としてアルファポリス様で投稿したものを長編に書き直したものになります。
- Nコード
- N1641IB
- 作者名
- 和泉 凪紗
- キーワード
- ネトコン12 ハッピーエンド 聖女 やり直し ファンタジー ざまぁ 婚約破棄 転生 溺愛
- ジャンル
- 異世界〔恋愛〕
- 掲載日
- 2023年 01月30日 12時34分
- 最終掲載日
- 2023年 03月19日 21時19分
- 感想
-
0件
感想受付停止中 - レビュー
- 0件
- ブックマーク登録
- 1,230件
- 総合評価
- 10,140pt
- 評価ポイント
- 7,680pt
- 感想受付
- 受け付けない
- レビュー受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - 誤字報告受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - 開示設定
- 開示中
- 文字数
- 97,487文字
設定
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
聖女じゃないからと婚約破棄されましたが計画通りです。これからあなたの領地をいただきにいきますね。
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから
同一作者の作品
N2619IK|
作品情報|
連載(全38エピソード)
|
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
侯爵令嬢のエリシアは錬金術師に憧れ、才能もあったが母親に反対されていた。その母は亡くなり、父親は再婚。腹違いの妹が産まれる。当初は関係がよかった継母は男子を産めなかったことで次第にエリシアの存在が邪魔に思うようになって//
N5967IK|
作品情報|
短編|
異世界〔恋愛〕
わたしは今、何故かお城のような大豪邸にいる。
仕事で偶然やって来た街で男性に会い、目が合うとそのままここに連れられてきてしまったのだ。
何故かわたしを見初めたらしい侯爵様はわたしのことを妻だと言う。妻じゃないと否定//
N2387ID|
作品情報|
完結済(全7エピソード)
|
異世界〔恋愛〕
貧乏伯爵令嬢のクレアは名門の学園に特待生として入学した。
そこでクレアは王子と運命的?な出会いをしてしまい、王子は婚約者のアシュレイに婚約破棄を告げる。
「アシュレイ、君との婚約は破棄する。わたしは真実の愛を見つけ//
N9368HV|
作品情報|
連載(全38エピソード)
|
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
「銀色の髪に紫の瞳……。おまえがレティシアか?」
「はい、そうでございます。お初にお目にかかります。レティシアと申します」
「おまえ、噂と違ってブスだな」
周囲の空気が一瞬固まる。ピシッと音か聞こえた気がした。
「//
N1641IB|
作品情報|
完結済(全42エピソード)
|
異世界〔恋愛〕
「リリアーナ、君との結婚は無かったことにしてもらう。君の力が発現しない以上、君とは結婚できない。君の妹であるマリーベルと結婚することにするよ」
「……私も正直、ずっと心苦しかったのです。これで肩の荷が下りました。昔から二//
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。