- あらすじ
- 伊豆七島の新島に、父親の葬儀のため帰ってきた葦原 麻衣。
奇しくも葬儀を終えた1月24日――声を出すのさえ慎み、夜は外出を控え、早く寝る『親だまり』の風習に従わなくてはならなかった。ましてや海の方角を見るのはもってのほかとされている。
その晩は、かつて寛永5(1628)年の江戸時代、圧政を強いた悪代官、豊島 忠松が海で溺れ死に、海難法師となって帰ってくる日だと恐れられているのだ。
万が一ソレを見てしまうと、災いがふりかかり、最悪の場合、命を落とすという……。
麻衣は父が死んだ真相を探るべくタブーを犯す。
そして本当に、死のストーカーに追われる羽目になってしまったのだ!
夜の新島を町からはずれ、逃げ惑う麻衣。
恐怖から逃げてばかりいては物事は解決しない。真っ向からぶつかって対決すべきだ。
まいやんは知恵をふり絞り、海難法師を撃退しようと試みるのだった……。
※本作は家紋 武範さま主催「知略企画」参加作品です。 - Nコード
- N1076HL
- シリーズ
- ❤オススメ中編❤
- 作者名
- 尾妻 和宥
- キーワード
- R15 残酷な描写あり 冒険 伝奇 史実 サスペンス 知略企画 海難法師 島ネタ 民俗学 見るなのタブー
- ジャンル
- ホラー〔文芸〕
- 掲載日
- 2022年 01月22日 11時08分
- 最終掲載日
- 2022年 01月24日 05時00分
- 感想
- 6件
- レビュー
- 1件
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- 総合評価
- 104pt
- 評価ポイント
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【見たら死ぬ!】海難法師を知略で撃退!【続・1月24日の夜は海を見てはいけない!】
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