- あらすじ
- 不細工を通り越して不気味な見た目の面子が揃っているため『人外部隊』なんて呼ばれている……それが傭兵の十三隊だ。そんな奴らに、妙な仕事が舞い込んだ。怪しいおっさんと天然な少女の護衛だ。楽勝かと思いきや、このアホの子は世界の情勢を一変させるほどの存在だった。しかし、そんなことで手を引くような連中じゃない。人外部隊は、筋が通らなくても金次第で何でもやってのける命知らずだ。不可能を可能にゃ出来ないけど、巨大な国家が相手でも引かない特攻野郎たちさ。
「あたしは、隊長のザフィー。魔術の実験中に事故が起きちまったおかげで、今じゃ妖怪みたいな面さ。でも腕の方は超一流だよ。あたしみたいな天才魔女じゃなきゃ、人外部隊の隊長は務まらないね」
「私はカーロフです。自慢のルックスで、野盗や山賊くらいなら争うことなく追い払えます。戦うことは嫌いですが、隊長のためなら身体を張って守ります」
「あたしはミレーナ、敵地潜入はお手の物。盗賊時代にヘマして罠が作動し大爆発。おかげで両手両足をなくしちまった。でも、ザフィーの姐御のおかげで動けるようになったってわけ」
「アオーン! 俺さまこそマルク! 戦いの腕は天下一品! どんな奴でも丸かじりいィィ! 奇人? 獣人? だから何?」
「ジョニー・メリック、武術の使い手だ。国王陛下でもぶっ倒して見せるが、ガキの御守は勘弁な」
人外部隊のメンバーは、まっとうな道を歩めなくなり、戦いの中でしか生きていけない連中だ。しかし、人の誇りと意地は捨てていない。この道理の通らぬ任務に、命を懸けて挑戦する。頼りになる一騎当千の人外部隊。その生き様、とくと御覧あれ。
※身体的特徴に対する差別の言葉が多数出てきますが、作品のテーマを描く上で避けて通れません。苦手な方はご注意を。
- Nコード
- N1002HP
- 作者名
- 赤井"CRUX"錠之介
- キーワード
- 残酷な描写あり シリアス ダーク 男主人公 人外 西洋 中世 魔法 冒険 ハードボイルド ミステリー バトル
- ジャンル
- ハイファンタジー〔ファンタジー〕
- 掲載日
- 2022年 04月21日 00時41分
- 最終掲載日
- 2023年 01月15日 00時27分
- 感想
- 22件
- レビュー
- 0件
- ブックマーク登録
- 37件
- 総合評価
- 224pt
- 評価ポイント
- 150pt
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- 122,142文字
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人外部隊~最底辺者の誇りと意地~
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