ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

聖女様には秘密がある~契約婚の夫が探してる悪女は私です~

あらすじ

「おのれの行いを悔い改めるがいい。この悪女め!」
百人の領民を皆殺しにした大悪女。
アリア・ランデリス公爵令嬢が行方不明になって五年。

アリアはテレサ・ロッテと名を変えて生きていた。
テレサは今や彼女は国中にその名を知らぬ者はいない聖女だ。
人民に治癒魔法を施し、神の恩恵を説き、教会と社交界を取り持つのが仕事で、誰にも過去を打ち明けず、忙しい毎日を送っていた。

そんな彼女はひょんなことから契約結婚をすることになる。
相手は『暗黒公爵』ノクス・アーカイム。
女嫌い、傲慢、嗜虐体質、悪い噂が絶えない王国の騎士だった。

「俺は生涯、君を愛することはないだろう」

契約時に言われたが、それはテレサにとっても都合が良かった。

「あいつらを絶対に泣かす。私を舐めた奴らは許さないんだから!」

聖女として暮らす彼女は仮の姿。
本当の彼女は自分を嵌めた者達を見返すことを目論む悪女だった。
テレサは聖女の権限をフル活用して王国の腐敗を正していく。

そんな彼女はひょんなことから、契約婚の旦那がアリアを探していることを耳にする。王国騎士の彼の仕事は悪人の征伐。つまり、アリアが生きていることがバレれば命はない──。

「旦那様、アリアを探してどうするのですか」
「……決まっているだろう?」
(殺すに決まっているってこと!?)

テレサは生き残るためにノクスから距離を置き、別居生活を送ることを提案。当初は受け入れられたものの、テレサの活動は夫の耳に入り、なぜか旦那が逢いに来るようになって──!?

(私たち、契約婚ですよね?)

「君は一体、何者なんだ?」

決してバレることは許されない。
聖女で悪女なテレサの奮闘が始まる──!
Nコード
N0827IO
作者名
山夜みい
キーワード
残酷な描写あり 女主人公 ハッピーエンド 悪女 秘密 溺愛 復讐
ジャンル
異世界〔恋愛〕
掲載日
2023年 12月18日 07時55分
最終掲載日
2024年 02月10日 07時03分
感想
8件
レビュー
0件
ブックマーク登録
1,054件
総合評価
7,878pt
評価ポイント
5,770pt
感想受付
受け付ける
※ログイン必須
レビュー受付
受け付ける
※ログイン必須
誤字報告受付
受け付ける
※ログイン必須
開示設定
開示中
文字数
158,027文字
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから

同一作者の作品

N0827IO| 作品情報| 完結済(全56エピソード) | 異世界〔恋愛〕
「おのれの行いを悔い改めるがいい。この悪女め!」 百人の領民を皆殺しにした大悪女。 アリア・ランデリス公爵令嬢が行方不明になって五年。 アリアはテレサ・ロッテと名を変えて生きていた。 テレサは今や彼女は国中にその名を//
N8329HV| 作品情報| 完結済(全62エピソード) | 異世界〔恋愛〕
「これより『稀代の大悪女』ローズ・スノウの公開処刑を始める!」 聖女として長年頑張って来たのに、妹に冤罪をかけられました。 助けてくれる人は誰もおらず、むざむざ殺されてしまいます。 目覚めた時、なぜかわたしは二年前の秋//
N2491IF| 作品情報| 完結済(全40エピソード) | 異世界〔恋愛〕
「僕が病気で苦しんでいる時に君は呑気に魔法薬の研究か。良いご身分だな、ラピス。ここに居るシルルは僕のために毎日聖水を浴びて神に祈りを捧げてくれたというのに、君にはがっかりだ。もう別れよう」 婚約者のために薬を作ってい//
N1787HZ| 作品情報| 完結済(全79エピソード) | 異世界〔恋愛〕
魔王──それはたった一人で国を滅ぼす人類の仇敵。 人魔戦争から百年後、ローランド王国は魔王と停戦条約を結ぶ。 それは人類が王女を魔王に捧げる生贄の儀だった。 「エリィ。私の身代わりになりなさい」 しかし王女は婚姻を拒//
N7639HX| 作品情報| 完結済(全44エピソード) | 異世界〔恋愛〕
「君は金にがめつすぎる。婚約を破棄させてくれ」 ずっと王妃教育を受けてきたベアトリーチェは王太子に婚約破棄を告げられた。毎晩開かれる無駄なパーティー。浮気相手に送る豪華なドレスの数々。ベアトリーチェは最後に臣下として浪//
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ