ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

西の魔女に婚約者を奪われたフェリシー・ブランジェは、化け物侯爵の妻として生きていく

短編
あらすじ
「フェリシー、ただ今をもって、君との婚約を破棄する!」
「――!!」

 ディヴリー伯爵家が主催している夜会の最中。
 子爵令嬢のフェリシーは、ディヴリー家の嫡男であり、婚約者でもあるオーギュストから、唐突にそう宣言された。

「オーギュスト様、ご冗談はお控えください。ご来賓の皆様が困惑されているではありませんか」
「もちろん冗談などではないさ! 俺はやっと真実の愛を見付けたんだからな!」
「真実の愛……?」
「今日から俺は、西の魔女、ノエル様に生涯を捧げることを、ここに誓う!」
「んふふ、イイ子ね、ぼーや」
「「「――!!」」」

 その時だった。
 まるで影が立体化したみたいに、オーギュストの隣に、どこからともなく一人の女が現れた。
 その女は全身を漆黒のドレスで包んでおり、烏の濡れ羽色の髪に、血のように紅い瞳。
 そしてその顔は、見ているだけで魂を吸い込まれそうになるほど、美しかった。
 彼女こそが西の古城に住む稀代の魔女――通称『西の魔女』、ノエルだった――。
 オーギュストはノエルの美貌に誘惑され、フェリシーとの婚約を破棄したのである。
 権力・武力・美貌、全てにおいてノエルに及ばないフェリシーは、泣き寝入りするしかなかった……。



 そして悪夢のような婚約破棄劇から数ヶ月――。
 傷物になったフェリシーには、なかなか次の婚約者は見つからず、このままでは修道院にでも行くしかないかと、半ば諦めていた、その時だった。

「フェ、フェリシー! やっとお前の嫁ぎ先が決まったぞ!」
「――!」

 フェリシーの父が、血相を変えて部屋に入って来た。

「……お相手はどなたですか、お父様?」
「……うむ、それがな――あの、ジャン・クストー侯爵閣下なんだ」
「――なっ」

 フェリシーの新たな婚約者に立候補したのは、『化け物侯爵』の異名を持つ、ジャン・クストーだった――。
Nコード
N0532IM
シリーズ
ラブソングス
作者名
間咲正樹
キーワード
R15 123大賞7 ハッピーエンド ドリコム大賞4 パッシュ大賞 婚約破棄 ざまぁ 溺愛 じれじれ 女主人公/一人称 異世界恋愛小説 ざまあ
ジャンル
異世界〔恋愛〕
掲載日
2023年 10月27日 21時03分
最終更新日
2023年 10月28日 09時09分
感想
20件
レビュー
6件
ブックマーク登録
111件
総合評価
2,896pt
評価ポイント
2,674pt
感想受付
受け付ける
※ログイン必須
レビュー受付
受け付ける
※ログイン必須
誤字報告受付
受け付ける
※ログイン必須
開示設定
開示中
文字数
17,615文字
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから

同一作者の作品

N3427LD| 作品情報| 連載(全140エピソード) | 現実世界〔恋愛〕
彼女の名前はサマミ。 そして、彼氏の名前はダリオ。 ごく普通の二人はごく普通の恋をし、ごく普通の恋人になりました。 でも、ただ一つ違っていたのは……彼女は魔女だったのです。 ――しかも重度のヤンデレでした。 ※カクヨム//
N9689LR| 作品情報| 短編| 異世界〔恋愛〕
「ローラ、僕は君との婚約を破棄する!」 「「「――!!」」」  煌びやかな夜会の最中。  私の婚約者であり、ダウズウェル侯爵家の嫡男でもあるオリヴァー様が、唐突にそう宣言された。  オリヴァー様の隣には、男爵令嬢のシン//
N7144LR| 作品情報| 短編| 異世界〔恋愛〕
 むかしむかしあるところに、シンデレラと呼ばれている一人の女の子がいました。  シンデレラは毎日継母と二人の義姉に執拗なイジメを受けておりましたが、そのイジメがあまりにも陰湿だったため、遂に我慢の限界がきてブチギレたシン//
N7836LQ| 作品情報| 短編| 異世界〔恋愛〕
王立魔法学園に通うアデーレは、毎日のように婚約者のエグモントから、魔力が低いことをバカにされていた。 そんなある日、偶然エグモントの浮気現場を目撃してしまうアデーレ。 だが、エグモントは悪びれもせず、文句があるなら自分よ//
N0398LQ| 作品情報| 短編| 異世界〔恋愛〕
――さようなら、伯爵令息様。 ※他サイトにも転載してます。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ