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サムライー日本海兵隊史(第3部)(第一次世界大戦前編)

あらすじ
 1913年末、土方勇志大佐は海軍兵学校教頭として来賓の林忠崇元帥海軍大将を呉駅の駅頭で出迎えていた。林元帥は海軍兵学校第41期生に対して卒業式の来賓として挨拶を述べることになっていたのだ。海軍兵学校第41期生は、草鹿龍之介や大田実、田中頼三、木村昌福らがいた。土方大佐にとっては、将来、海軍大将を輩出する自慢の教え子たちになるはずだった。

 だが、翌年の6月、サラエボで響いた銃声が全てを打ち壊した。サラエボ事件をきっかけに第一次世界大戦が勃発した。欧州の正月を楽しんで帰国しよう、と欧州に赴いた海兵隊を筆頭とする日本陸海空軍は、主に西部戦線において4年以上の地獄を味わうことになったのだ。そして、海軍兵学校第41期生は、卒業式から5年後に生き延びていた者は幾人ぞという凄惨な死闘の中に飛び込むことになった。陸に海に空に土方大佐の教え子の海軍兵学校第41期生は第一次世界大戦において戦うことになる。
Nコード
N0525CT
シリーズ
「サムライー日本海兵隊史」(本編)
作者名
山家
キーワード
R15 残酷な描写あり IF戦記 歴史 架空戦記 戦争 国家/民族 明治/大正 飛行機 軍隊 悲劇
ジャンル
歴史〔文芸〕
掲載日
2015年 06月27日 19時43分
最終掲載日
2015年 10月12日 06時20分
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