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桜の花びら舞う夜に ~恋人と黒猫を追いかけた先は幕末でした~

あらすじ
※逆ハーものではありません。
※当作品の沖田総司はSっ気強めです。溺愛系沖田がお好きな方はご注意ください。

◆◆◆

 ――私、ずっと知らなかった。

 大切な人を失う苦しみも、悲しみも。
 信じていた人に裏切られたときの、絶望も、孤独も。

 自分のいた世界がどれほどかけがえのないもので、どんなに価値のあるものだったのか、自分の居場所がなくなって、何を信じたらいいのかわからなくて、望むものは何一つ手に入らない世界に来て初めて、ようやくその価値に気付いた。

 ――幕末。

 それは私の知らない世界。現代にはあるものが無く、無いものがまだ存在している時代。

 人の命は今よりずっと儚く脆く、簡単に消えてしまうのに、その価値は今よりずっと重い。

 そんなこの世界で、私はあなたと二人、いったい何を得るのだろう。どんな世界を見るのだろう。

 そして世界は、この先私とあなたが共に歩くことを許してくれるのだろうか。

 運命は、私たちがもとの世界に帰ることを許してくれるのだろうか。

 ――いいえ……例え運命が許さなくても、世界の全てが敵になっても、私たちは決して諦めない。

 二人一緒なら乗り越えられる。私はそう信じてる。

 例え誰がなんと言おうと、私たちはもといた場所へ帰るのだ……そう、絶対に――。
Nコード
N0433FG
シリーズ
桜の花びら舞い散る夜に
作者名
夕凪ゆな
キーワード
R15 残酷な描写あり シリアス 幕末 青春 史実 時代小説 ミステリー 転移 タイムスリップ 沖田総司 吉田稔麿 新選組 純愛 W主人公 ファンタジー 溺愛
ジャンル
歴史〔文芸〕
掲載日
2019年 01月11日 20時34分
最新掲載日
2022年 08月05日 16時27分
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