- あらすじ
- 僕は小説投稿サイト『ヨムカク』の読専だったが、一念発起してハイファンタジーの書き手に挑戦するようになった。
しかしいざ投稿するも、さっぱり読者に見向きもされない。むしろ感想欄で文章作法を指摘され、がっくりくる。
独学では時間がかかりすぎる。かくなるうえは直に元プロ作家のもとで修行するしかない。
近所のマンションに、往年活躍した伝奇バイオレンス作家、兀尾(はげお) 基文先生が住んでいるのを知っていた。
頭を下げてお願いすると、快く弟子入りさせてくれた。
土日のたびに兀尾先生のもとを訪ね、手ほどきを受けることになった。毎回課題を出され、原稿を添削してもらうのだが、ことごとくダメ出しを食らう。
先生の指導はスパルタだった。とくに擬音語を多用した僕の文章にツッコミを入れられ、元プロ作家としてこう忠告してくれるのだった。
「オノマトペを使いすぎると、オノマトペマンになっちまうぞ!」 - Nコード
- N0096JL
- シリーズ
- 夏ホラー企画シリーズ
- 作者名
- 尾妻 和宥
- キーワード
- R15 残酷な描写あり 123大賞5 夏のホラー2024 ギャグ 職業もの 変な話 うわさ 創作あるある
- ジャンル
- ホラー〔文芸〕
- 掲載日
- 2024年 08月21日 09時00分
- 最終更新日
- 2025年 09月15日 08時14分
- 感想
- 3件
- レビュー
- 1件
- ブックマーク登録
- 5件
- 総合評価
- 102pt
- 評価ポイント
- 92pt
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