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『監察医 朝顔』が、いいドラマすぎた!

『監察医 朝顔』の再放送が不意に始まった。実は本放映の時には見てなかったドラマだ。あまり監察医というものに興味がなかったが、最近、急速に法医学に興味を持っていたところだったので、凄くいいタイミングだと思った。


とりあえず言っておくと、上野樹里のファンだ。『のだめ』が凄く好きで、上野樹里のあの、どう動いてもヒロインな感じがいい。今回の朝顔は、原作漫画がちょっと古い感じのヒロイン像だったので見なかった、というのもあるのだが、一言で言ってドラマと漫画はまったくの別物だった。


というか、ドラマはちょっと考えられないくらい、素晴らしい出来だ。まず、事件が起きた時に、現場に鑑識がいる。鑑識の人たちは全員、ビニールっぽい防護服を着ていて、頭から靴の先まですっぽり覆われている。これは鑑識の人たちが自分たちの髪の毛一本も落とさないためで、リアルはそうなのだが、大体、ドラマでは青い制服姿で現場検証してる絵が多い。


絵面として俳優さんが判りにくくなる、みたいなこともあるのだろうが、まさか本当に完全防備の再現をするとは思ってなかった。これだけで、もうこのドラマの姿勢が判った。


と、思った矢先、物語は東日本大震災の話になった。朝顔の父親は未だに被災地で妻を探していて、朝顔はまだ東北の地に踏み込めない。最後に母親と一緒にいたのが朝顔なのだ。朝顔が恋人にその話をして、恋人が泣きながらプロポーズした時、思わずもらい泣きした。そうか、このドラマはまだ震災の傷が人の心に残っている時に、作られたドラマだったか。


派手な事件ではなく、地道に事件の詳細を追っていき、震災後に生きている朝顔たちの生きざまが丁寧に描かれている。なんたる良作! と驚愕した。そして第三話目では、取り出した胃袋を切開するシーンまで出てきて驚愕した。なかなか、こんなところまで再現しないものだ。物凄く驚いたが、物凄く勉強になった。


それにしても、上野樹里がいい。眼の演技で、人を惹きつける力を持った女優さんだ。相手役の風間俊介もいい。『べらぼう』では、「この幼顔が!」とか言われてたけど。あ、けど結婚してから子供つくれよ、とは思った。


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