森永さんとラジオ
僕は平日の朝は、ラジオを聴きながら準備をする。聴くのは生島ヒロシの『おはよう一直線』だ。その中で、月曜日の6時くらいが、森永卓郎さん出演の時間だった。この月曜日も聴いていた。
が、なんだか声にいつもの元気がなく、それに体調を崩しているという。ちょっと心配になった。ところがそんな事を想ってるうちに、火曜日には突如、生島さん番組降板のニュースが届いた。えーっ! とか驚いていると、今度は森永さんの訃報だ。もう、驚くしかなかった。
実のところテレビよりもラジオの方を信頼してるところがあって、特に事情が複雑だったりタブーに関わるような話は、テレビでは出てこないけどラジオでは普通に聴けたりする。そんな中で、森永さんの話というのは非常に重要に思っていて、僕は森永さんが出演する大竹まこと番組のポッドキャストを欠かさず聴いていたのだ。
その森永さんが言っていたのだが、『書いてはいけない』を出版して、テレビのレギュラーが一気に全部なくなったのだそうだ。けど、ラジオは全然減らなかった、と。この一つの事例だけでも、ラジオを聴くことの重要性が判る。『書いてはいけない』自体は、それまでタブーとされてた三つのトピック ・ジャニーズの性加害問題 ・ザイム真理教(財務省の絶対権力) ・日航機123便事故 …についての要点をまとめた本だ。
財務省に関しては、僕は森永さんの見解を重要に思っている。というのも、東日本大震災が起きた当時、民主党政権ではある動きがあった。あからさまに民主党政権に対してサボータジュする官僚に対し、仙谷由人だけはその民主党内で発言力を増大していった。何故か? 財務省とつながっていたからだ。
そして仙石からの流れで同じく財務系の野田佳彦が代表戦選挙に勝った時、僕は会社の同僚に言ったのだ。「これで政府は消費税を増税する」。時期は東日本大震災の痛手がまだ残る時期である。同僚は「いや、この時期にそれはないでしょ」と笑っていたが、案の定、公約にない消費税増税を実行した。
それから『同一労働同一賃金』というのも、僕の覚えてる限りでは森永さんがかなり早期に言っていたことだ。森永さんの、ご冥福をお祈りしたい。




