『歴史探偵』 NHKは…やっぱり資金力があるなあ!
録りだめしていた『歴史探偵』を二回続けてみる。一回は『大奥特集』。こちらは大奥の実際の姿を、3Dで再現し、VRで見れるようにする企画がメインだったか。
大奥の敷地の広さがまず凄い。江戸城の主だった部分の三分の一以上が、大奥である。もう、ほとんど街である。というか、街なんだろう。この広い領域は、ほとんどが大奥で働く下女たちの住居。八畳くらいの部屋に、三人~五人で住んでたらしい。
ここの入り口に殿が訪れる。と、係の者が紐を引いて呼び鈴を鳴らす。これが、ドラマとかだと廊下にズラーっと鈴がぶら下がっている描写だった。しかし最近の研究で判ったのは、廊下は紐が走ってるだけで鈴はその先についてるだけだった。……いや、冷静に考えれば、そりゃそうだよね。
えーっ、と思ったのは、その殿が来た時点で鈴が鳴るシステムそのもの。そいで、その後に目当ての女性のところに行くとすると、以前は襖一枚隔てて男女の監視役がいると思われていた。が、最近の研究では、それはいなかったという事が判ったらしい。いやあ、嫌だよねえ、睦言まで監視されるのは。
ただ思ったのだが、将軍の夜の営みというのは、もはや『公務』なんだな。ちょっと楽しみとか、秘め事みたいな事とは程遠い感じだ。いやだなあ、将軍とかちょーなりたくない。
まあ、それはともかく、その3Dは凄くよくできてた。あれだけのものを作るというのは、それなりにお金のかかる事だ。NHKというのは、お金があるんだなあと思った。
それから『大化の改新』の特集をやった。もう浸透してきたとは思うが、昭和世代が習った蘇我入鹿暗殺事件は『乙巳の変』と呼ばれる事件で、『大化の改新』は、その後から始まる天皇中心の政治体制作り全体を指す言葉だそうだ。で、番組では、対中国防衛のためにのろしによる情報リレーを再現する。これが結構大掛かりで、これまたお金がかかってるなあ、という印象だった。NHKはやっぱりお金があるが、こういう検証に使うのは有用だと思う。




