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応募作品あるある三種

わかつきひかる、というVtuberさんの動画を見て、非常に感心した。この人は官能小説家でライノベ作家、という人で子供もいる女性ということらしい。この人の話で面白かったのが、新人作家の時に下読みを五年間ほどやった、という話だ。


下読みというのは新人賞の公募の際に、送られてきた数多くの原稿の中から、それなりのものをチョイスする一次選考にあたる作業の事だ。ちなみに、わかつきさんの処は、一次は下読みが読んで、それは大体、新人作家。二次選考を編集者が読み、最終選考を選考委員の作家たちが読む、という話であった。


そういう、おおまかな流れは知っていたが、具体的にどういう事なのかは知らなかった。それをわかつきさんが話してくれていた。わかつきさんの時代は、ダンボール箱いっぱいに応募原稿が入れられて送られてくるのだそうである。それが大体30作。それを3作まで減らして、送り返すのだそうだ。


一次選考で10分の1まで削るわけである。で、わかつきさんのやってた時、『異能学園もの』が流行った時期があったという。そうすると、30作のうち、10作以上『異能学園もの』だったりした。下読みしてる方も「ああ、またこれか」と思うようになり、それ以外のジャンルを通したり…というようなことがあったという。なるほど。


さて、本題。そういう応募作品あるあるで、わかつきさんは三種類ほど「困った例」をあげてた。まず挙げたのは、理系の人が書いたらしい『説明書』なもの。とにかくその人の専門分野で詳しいのか知らないけど、ある事柄の説明がずら~っと続くという。その間、物語は止まるので脱落してしまうのだそうだ。


次は男性の原稿に『非常に多く』あったのが、「主人公(男)が、女性に説教して、何故かされた女性が『キュン』とかなる」というシチュエーションだそうだ。これがとにかく、ビックリするくらい来るが、女性が読むと不快以外の何者でない、と断言していた。


逆に女性の原稿に多いのが、年下の女性にマナーをたしなめたり、非常識を責めるという『姑』モードのシチュエーションだそうだ。わかつきさんは言っていたが、「これ実は男性が大っ嫌いなんですよ」。うむ、なるほど~である。


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