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『べらぼう』 は、見やすくなったかなあ

『べらぼう』を決行楽しんで見た。今回は、『思案』(つまりアイデア)を巡るくだりが可笑しかった。「何をやったらウケるだろう?」「この方向で勝負できるか?」「これは、誰もやってない事か?」「今、何がウケるの?」 そんな問いが、空中に飛び交うのが見てとれる気がした。


もう、こういう問いは試行錯誤の連続。それは本当に身近に感じる。いや、僕なんか別に素人だけど、やっぱり書きたいものだけ書いてればいいとは思わなくて、やはりどう書いたら評価されるか、とか、一次選選考通過するのはどういう条件が必要か? とか、もっとPVつけるには、どういう工夫が必要だろう、とか色々考えるわけですよ。その創り出す側のジタバタが、ちょっと面白かったなーとか思った。


けど、ふと思い出すと、けっこう『べらぼう』って見るのがしんどいドラマだったんだけど、ここ数回、普通に見てる。やっぱり、瀬川がいた頃の、吉原中心の話がしんどかったよね。どうしても女郎の境遇が境遇だし、前半は蔦重も全然、なんの力もなかったし、とにかく辛かった。


その辛い時期があったから、少しは余裕もって見れるようになったのかなあ、とか思う。あんまり辛いだけでもね。けど、今回は将軍と田沼のやりとり、そして蔦重と鱗形の胸を熱くするやりとりがあった。凄くよかった。


将軍の気持ちを察して、本当の御子を作ることと勧める田沼。けど、それを実行すると、田沼の敵が増えることを危惧して、家臣の方を守ることを宣言する将軍。「凡庸な将軍と後世に言われようとも」、その決断をする将軍に田沼は涙する。いや……そりゃ泣くよ。そりゃあ生涯を殿にささげようという気になる。


蔦重と鱗形のくだりもよかった。里見浩太朗が出てきて、実は本を買って支援したのは、蔦重だったと明かす。そこで、今までの諍いが解けて、昔みたいに、一緒に商売して、いい本を作ろうとしていた二人に戻って話しができた。そんな気がした。その証が鱗形が渡した版木で、それが蔦重の最初に買った本だと。


自分の作った本を喜んで買ってくれた子供が、本屋になっている。つまり、自分のやった事は無駄ではなく、後世につながる事だと知った鱗形の気持ちは、どんなに嬉しかったろう。こんなシーンを描くとは、凄いなあとただ感動した。


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