『新・暴れん坊将軍』最高だあっ!!!
いや~、面白かったわ、『暴れん坊将軍』。最高だね、スカッとした。まず冒頭から、いきなり通常ドラマのラストの場面。「この声も聴き忘れたか」かなんか言って、目深にかぶった傘を外す。すると中から現れたのは、「う…上様……」。これだ! んで、最初に登場したのが、怪演させたら日本一の本田博太郎さんだ。え~っ、本田さんを、この冒頭で使っちゃうの? 贅沢すぎじゃない!?
と叫ぶ間もなく始まる殺陣。これが凄い人数だ。どう考えても1対30を越えてる。この人数相手に戦おうなんて正気の沙汰じゃない。けど将軍様はやる! 何故か? 暴れん坊だからだ!
でまた松平健さんの殺陣が美しいんだよ。もう、目にも止まらぬ剣さばきで、本当に凄い。いや、竹光だろうし軽いんだんろうけど。けど! 背後から襲ってくる敵に瞬時に刀を合わせ、次の瞬間には返す刀で胴斬り。その瞬間にも横から襲ってくる相手の剣を、微かに受け止めるだけで擦り上げて流し、瞬時に立て切り。……幾ら軽くたって、かかってくる順番が決まってたって、こんなに美しく動けるものじゃないの! 普通は! いや、結構やってても!
もうね~……本当に素晴らしかった。やっぱりいいねえ、チャンバラは。あ、ちょっとそれだけで話が終わる。いや、あの家重役の西畑くん? 凄いよかったよ! 演技もよかったし、殺陣もよかった! 演技はねえ、病で物を言う事と右腕が不自由になった様子を、非常に仔細な感じで演じてた。
実は誰だか知らなくて、めちゃくちゃ上手い若手だな、とか思ってたらなにわ男子とかいうじゃん。え? そうなの? 他に押されてる子いるみたいだけど、彼は抜群の演技力だったよ。彼がようやく喋れるようになったシーンとか、松平健と対話するところとか、思わず、もらい泣きしたよ。殺陣も頑張ってたね。左腕一本で変わった刀で、凄く難しかったと思う。それを見事に使い切ってて、ちゃんと戦える感じになってた。殴る感じも上手かった。
脚本は『青天を衝け』の大森美香さん。凄く上手だった。将軍になっても、世の事、家の事など解決できない問題ばかりで悩む吉宗。いいねえ、判る。で、謎の町人が息子とそっくり! かどわかしにあう町娘たちと、その裏でうごめく次男相続の陰謀。昨今の話題を取り上げつつ、悩む父親がズバっと悪を成敗してくれた。素晴らしい作品だった、暴れん坊将軍。次作も期待!




