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174/402

174 チート


「シュウ様……」



アリスが心配そうな顔をして俺を見ている。



「あー!! もう!!」



普通の対応では無理だ! はぁ……人の命がかかってることだし仕方がないか……



「俺がやることは絶対秘密だからな! 良いな!!」


「はい!」


「約束すると誓う!」



俺は覚悟を決めることにした。まずはルイス団長の家がどこに有るのかを知らなくてはならない。



「ルイス団長の家の場所を教えてくれ。」


「俺の家は貴族街の3の5番地だ。」


「いや、そんなこと言われても分からんぞ。」


「そうだな……領主の館をまっすぐ進んで角を左に曲がって500m程進んだ先を……」


「そもそもリーガンの街自体を知らない俺にそんな説明されても分からないじゃん!」


「教えてくれと言ったのはお前だろうが!」


「そう言えばそうだった。てへっ♪」


「・・・・」



こうなったら、あまりやりたくは無いが直接記憶を読めるスキルを作るしかないな。


-----------------------------------------

名前 :シュウ

年齢 :7

種族 :神族

状態 :普通


LV :8

HP :73/73

MP :133/143


STR:20

VIT:17

AGI:24

INT:28

DEX:18

LUK:99999


スキル:

創造魔法、全属性魔法、召喚魔法、魔力制御、アイテムボックス(改)、完全無効、状況認知(改2)、思考制御、言語理解、偽装、オート狙撃(改2)、錬金術、剣術、以心伝心


称号 :異世界転生者、狙撃手、クッキングマシーン

-----------------------------------------


習得出来たな。内容はどうだ?


-----------------------------------------

【以心伝心】

消費MP:1

相手に直接触れた状態で使うと、相手の考えていることを知ることが出来る。

-----------------------------------------


よし!


俺はルイス団長の頭に触れて以心伝心スキルを発動させる。



「ルイス団長、家の場所と妻と娘の顔を思い出してくれ。」


「あぁ、わかった。」



すると頭の中に家の場所と家族の顔が浮かんできた。

後は、このイメージをうまく使えるためには……


-----------------------------------------

名前 :シュウ

年齢 :7

種族 :神族

状態 :普通


LV :8

HP :73/73

MP :122/143


STR:20

VIT:17

AGI:24

INT:28

DEX:18

LUK:99999


スキル:

創造魔法、全属性魔法、召喚魔法、転移魔法、魔力制御、アイテムボックス(改)、完全無効、状況認知(改2)、思考制御、言語理解、偽装、オート狙撃(改2)、錬金術、剣術、以心伝心


称号 :異世界転生者、狙撃手、クッキングマシーン

-----------------------------------------


異世界あるあるのスキルを習得したぞ。


-----------------------------------------

【転移魔法】

消費MP:5

行きたい場所を想像することで転移することが出来る。

-----------------------------------------


よし! これで行ける!

本来であれば行った事のある場所じゃないと想像できないのだが、今回はルイス団長の頭の中から直接貰ったので問題ない。



「じゃあ、行ってくる。」


「えっ?」


「はい?」



何か2人もきょとんとした顔をしているが後回しだ。



「転移!」



俺はこの場から飛んだのだった。


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