儚き一瞬の思い出 (ここあ 作)
投稿日からまだ一年も過ぎてない新人ですが、感想よろしくお願いします!
俺は、臨城薫
ごく普通の高校生なのだが、今は忙しい事に友達の家に向っている途中だ
その友達の名は、米倉未来という名前だ。何せ未来は頭が良いから色々と悪巧みされて今までの仲になっている
そして玄関の前まで着いた時、とある疑問に苛まれる
「……あれ? こんな花あったっけな」
そこには立派に花を咲かせたアザレアが、俺に話しかけようとしている様に感じた
それは、ある一場面を予兆しているかの様に……
「まあ〜良いや。さっさと用事済ませて帰るか」
俺は、そこら中に様々な花がある事に居心地の悪さを感じていたのかもしれない
花には興味が無く、あまりにも自分の身近に無かった物だから
「ピーンポーン。薫だぞー」
いつも通り自分の名前を言ってドアを開けてもらおうとしたのだが、少しばかり固唾を呑む結果になる……
「はーい。どなた様〜?」
其処には、顔立ちが整いながらも清楚で優しそうな雰囲気を持っている女の人が出て来たのだ
そして、さっきから変わらず何も面白くない……退屈な景色が、アザレアの花が舞い吹いた瞬間に辺り一面が鮮やかなピンク色の様な景色に変わって行くのを感じたのだった……
まさかこれが友達の部屋と間違えて、しかも初対面の女性に一目惚れをした事をまだ
気付けずに……
2017/03/27 企画管理者の転記ミス修正




