85/108
84.おや、友人の様子が
侍女仲間の友人は、筋肉騎士のことを、判断が難しいと評していた。
それでもやはり彼の筋肉は好ましいようで。
「あの腕。まるで丸太のように太く盛り上がっているわ。全身どこもかしこも固そうで、多少の攻撃はものともしないでしょうね。ストイックな騎士服を身に付けているのに、どうしてあんなにセクシーなのかしら。胸の部分の布地なんて、パツパツで今にも弾け飛びそうだわ」
よく、筋肉の素晴らしさをラシディアに伝えてくる。
「あれほど素晴らしい肉体なのだから、少しくらい声が大きくてもいいのかしら」
段々と、その評価は変わりつつあるように感じた。
友人に心境の変化が……?




