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77.友人の評価
先日の訪問団から残留している者の中に、筋骨隆々の騎士がいるらしい。
ラシディアがそう伝えると、侍女仲間の友人は目を輝かせた。
それから数日後。なんとも複雑そうな面持ちの友人が言った。
「例の騎士様、姿を見かけたわ」
「あら、よかったじゃない。それでどうしてそんな顔なの? 好みとは違った?」
「うーん、……判断が難しいわ。素晴らしい筋肉だったから、遠くから見つめるだけなら目の保養にはなるかしら。でも、お話しするにはちょっと……。ううん、悪いひとではなさそうだけれど、」
ぶつぶつと呟く友人に、ラシディアは首を傾げた。
ムキムキマッチョ騎士、筋肉の盛り具合は彼女の好みドストライクでした。




