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騎士と侍女  作者: 鳥飼泰
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74.あなたの好みは

前話「73.忙しいはずの騎士と会う」から会話が続いています。

「では、シディ。あなたの好みは?」

「え?」

「友人と意見が合わないということは、シディは筋肉にはあまり興味がない?」

「え、ええと……」

「では、顔立ちや髪の色などでしょうか。ちなみに私は、……髪色は赤が好ましく思えます」


その言葉に、ラシディアは反射的に自分の赤い髪を両手で押さえた。

するとオリアントが楽しそうに笑い、ラシディアは頬が熱くなるのを感じた。


「…………そうですね。私は、黒い髪を持つ男性などがとても好ましいですっ!」


言い切り、黒髪の騎士の顔は見ずに足早にその場を後にした。


このふたり、付き合ってませんよ(^^)

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