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騎士と侍女  作者: 鳥飼泰
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56.呆れる団長

「はあ? 女性にもらったものに、そんな質問をしたのか!」

「気になってしまったので、つい」

「つい、じゃない。あーあーあー、これだから若者は! まず、女性に恥をかかせるものじゃあない。そこはよくよく反省しろよ」

「はい……」

「やれやれ。ひとまず、侍女殿に会って弁明してこい。話はそれからだ」

「避けられているようです」

「お前ならそこを先回りできるだろう」

「できますが、ますます嫌われそうで」

「このままでいるよりはマシだ。さっさと行け」


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