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48.魔力が上がった
白魔術師にもらったチョコレートを口に含むと、中にはとろりとしたシロップが入っていた。しばらくすると体がほんのり熱くなるような感覚があったので、リキュールだったのかなと思った。
侍女が異変に気づいたのは、午後のことだった。
侍女仲間に頼まれ、いつものように虫に向かって魔術道具を振れば。
「きゃあっ! 火が!」
「大変、燃えちゃうわ!」
「だれか、水を持って来て!」
なぜだかそのときは、いつもの数倍の火が立ち上ったのだった。
白魔術師にもらったチョコレートを口に含むと、中にはとろりとしたシロップが入っていた。しばらくすると体がほんのり熱くなるような感覚があったので、リキュールだったのかなと思った。
侍女が異変に気づいたのは、午後のことだった。
侍女仲間に頼まれ、いつものように虫に向かって魔術道具を振れば。
「きゃあっ! 火が!」
「大変、燃えちゃうわ!」
「だれか、水を持って来て!」
なぜだかそのときは、いつもの数倍の火が立ち上ったのだった。