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騎士と侍女  作者: 鳥飼泰
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30.自覚した後の騎士

上司の一方的な助言をきっかけに、騎士は自分が恋をしているのだと自覚することとなった。

だがいい大人なので、すぐにも気持ちを伝えようとは思わない。そう慌てずとも、もう少しこの気持ちを育ててからでも良いだろう。



「侍女殿」

「あ、騎士様」


今日も忙しく動き回る赤髪の侍女。

邪魔にならない時間を見計らって声をかけると、ぱっと笑顔を見せてくれた。


この可愛らしいひとが、自分の恋する相手。

そのことがなんだか幸せだった。


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