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騎士と侍女  作者: 鳥飼泰
22/108

21.本来は魔獣退治用

***とある場所での、白魔術師と黒魔術師の会話


「あ、そういえば、あれはどうなりました? ハエ叩きみたいな魔術道具」

「ああ、あの試作品? 友人にあげたよ。侍女なんだけれど、虫に困っていたみたいだからさ」

「虫?」

「うん。友人は魔力がほとんど無いから大した威力は出ないだろうし、虫を退治するのにちょうど良いかなと」

「え、大丈夫でしょうか? 私が提供した黒魔術の回路、わりと威力が強めの火の魔術を仕込みましたけど」

「本人も気に入っているみたいだったし、まあ大丈夫じゃない?」


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