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騎士と侍女  作者: 鳥飼泰
21/108

20.武器?

回廊で赤髪の侍女と行きあった。侍女は、例のハエ叩きのような魔術道具を手にしている。


「侍女殿、その手に持つのは、」

「ああ、客室に虫が出たので退治していたのです。今日もいちころでした」

「以前から興味があったのですが、少し、それを見せてもらっても?」

「ええ、もちろん」


笑顔で手渡された魔術道具を受け取り、騎士は魔力を流して振るってみる。


「まあ! 火柱が立ちました」

「……どうも、これは魔力を多く流すと武器にもなるようですね」


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