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騎士と侍女  作者: 鳥飼泰
104/108

103.嘘をつかないといけない日

エイプリルフール

春の気配をあちこちに感じられるようになった日。

すっきり乾いた敷布を抱えるラシディアの前に、騎士団長がひょっこり現れた。


「やあ、侍女殿。洗濯には最適な日だなあ」

「ええ。良いお日和ですね」


にこにこと笑う美貌の騎士団長は、一介の侍女であるラシディアなどよりもずっと地位は高いし、鬼のように強いらしいのだが、いつも優しく接してくれる。こんなひとが上司で、きっとオリアントも働きがいがあるだろう。

ただ、彼にそう言ってみたとき、なぜだか複雑そうな表情をしていたが。


「ところで侍女殿、知っているかい? 今日は、嘘をつく日だぞ」

「嘘をつくのですか?」

「ああ、そうだ。だが、誰も彼もというわけじゃあない。自分にとっていちばん親しい異性にだけだ」



騎士団長が優しいひとなのは本当ですが、騎士達にとっては「優しいひと」のひと言では済ませられないところがあります。人外なので。

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