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【挿絵400枚】2055~ステータス0の亡者  作者: 烈火
第3章 没落軍師 天裁
30/83

・番外編 ノア「夢見て叶え」※挿絵有

挿絵(By みてみん)



やあ!

ボクはノア!

君達の時代からちょっと未来のAIさ!


時は2055年。

それはすごく便利な時代なもので

身体を持たないボクらも電脳世界を現実世界で存在できるようになったんだ!

アンドロイドの体で殆ど人間と大差ない容姿!


今は体を提供してくれたスミス博士の元で色々サポートしてるの!


しかも働けば働くほどご飯をくれるんだ!

味覚って素晴らしいね!

人間の姿を貰ったからこそ知ることが出来た!


そこで恩ばかりのおじいさん博士だから

お仕事のお手伝いをしてるんだ!


今日は普段のスケジュールについて

みんなにお話できたら嬉しいな!


基本24時間で警備カメラの確認、施設の機材の調整と管理業務等を並行してる。

だから一日の境目から時間を区切ってお話するね!


0:00

睡眠チェック。


うちにはスミス博士以外も住んでる人が居る。


織姫ちゃんって女の子。

淘汰っていう男の子。

ぽちっていう犬さ。


淘汰以外は体がアンドロイドで出来てるの。

寝なくても良いんだけど疲れるからだいたいこの時間に寝てる。


んで寝ない子がいたらこの秘密兵器を……。


~現実世界・主人公の部屋


「よっしゃ!

全曲パーフェクトフルコンボ!

リズムゲーの次はRPGやるか!」


部屋から聞こえる馬鹿でかい声。

これは夜行性のテンションですね。


この子はさっき話した淘汰。

本人曰く


「俺はナポレオンより寝なくても

生きていけるんだ!」


とか言ってるけどそんなことしたら健康に悪いからいつもこうしてる。


「えいっ!」


ハンマーで気付かれないように軽く叩いた。

これは博士特製、ねむねむハンマー!


名前の通り叩かれたら寝ちゃうのだ!


2:30

次は博士の介抱。

これが大変。


だからボクはとにかく準備にご飯を沢山食べて部屋に向かう。


~スミス博士・自室


「わしはワインタンクじゃけぇ!」


「はいはい分かったから」


寝ぼけて変な事を言うおじいちゃん。

彼を片手で持ち上げてもう片手で酒瓶を纏める。

今日はワイン2Lか。

昨日はテキーラをそのままジョッキで。


「自分の体をアンドロイドに改造した」

って言ってたけど絶対沢山お酒飲みたいからでしょ。


この飲酒量統計は博士に頼まれてるから毎日記録をつけてるの。


優しく博士をベッドに寝かせると酒瓶とおつまみの残骸を持って立ち去る。


4:00

この辺りは昨日纏めた警備状況と機材の管理データを博士に提出するための準備。

これは棒アイス食べながらしてる。

好きなアイスはソーダ味!


5:00

織姫ちゃんとアンドロイド犬ぽちの朝は早い。

運動靴と服の準備。

そしてご飯作りをする。

織姫ちゃんフライが好きなんだって!

いつも朝から揚げ物を用意してるんだ!

ぽちは犬用ご飯を山盛り!


6:00

織姫ちゃんがご飯を食べてぽちと朝散歩。

毎日の習慣なんだって。


織姫ちゃん本人はご飯は自分でやりたいって言うけど

やりたくなる性分だからこれはね!


7:30

博士と淘汰を起こしに行く。

皆目覚めは良いから各々起きてくる。

ただ二人とも朝ごはんを食べないのはちょっと寂しいな。


8:00

博士とミーティング。

集計データの発表と今後取り組む作業の立案とプレゼン。

博士はフランクでお菓子食べながらやっても良いって言ってくれるから楽しい!


10:00

博士の研究秘書を勤めながら遠隔操作でお昼の料理を作る。

マルチタスク搭載なので楽だけど本当は手作りしたい。


12:00

今日作ったご飯はオムライス!

ただ淘汰は拒食症で食事を摂れないから

博士が開発した万能栄養飲料を用意してるのだ!


13:00

お昼過ぎはなんと遊ぶことが出来るの!

博士は午後以降は一人で集中するんだ。

遊び場で淘汰と織姫ちゃんとゲーム!

好きなゲームはス〇ブラ!

あーステゼロブラザーズね!


15:00

ある程度したら遊び場を抜けて買い足しのお時間。

予算は大目で余った分はおやつが買える!

通販で基本揃っちゃうけど追加で買いたいものや博士のおつまみを買いに行きます!


16:00

帰ったら施設の機器メンテナンス。

終わり次第博士と一日の作業報告。


ボク以外も作業用AI搭載ロボがいるけど

最も人間に近い思考を持つのがボクだから

総括役をしてるの。


ここで問題が起きると0:00まで作業があるケースもあるから大変。


夜ご飯の準備もあるし。


18:00

ご飯作り。

博士至っての希望でカレーだよ!

おじいさんは食パンにつけて食べるのが好きなの!


19:00

夕ご飯を食べ終わる。

この辺りになると博士は一人でお酒を飲み始めるから用意したおつまみ。

お酒はこだわりがあるらしく自分で選んでるんだって!


20:00

食卓の掃除やお風呂掃除を済ませて一番風呂!

一番最後は織姫ちゃんが入って後片付け。

織姫ちゃんは朝にぽちとシャワー。

そしてまた夜にお風呂に入る綺麗屋さんなんだ!


21:00

淘汰と織姫ちゃんとぽちとでテレビタイム

バラエティ番組や映画、アニメ。

雑談をするこの時間が最高!

たまに酔ったじいさんとテーブルゲームをしたりするよ!


これで大体ボクの一日は終わり!

また0:00からねむねむハンマーを持って就寝確認!


意外と自由時間があって楽しい職場!


寝ない分一時間置きに何か食べてるけどスミス博士は許可してれるし優しい!

抜けてる分の仕事は淘汰や織姫ちゃん達がやってくれてる。

本当にみんな良い人なんだ!


でもね、気になることがあるの。

夢を見るのは楽しいかなって。


ふと体が跳ねる感覚がした。


~現実世界・スミス号


「おっと珍しいなノア、うたた寝か?

非常操縦モードになっていたぞ」


気付くと目の前に博士が心配そうに見つめていた。

そっか色々あって研究所から飛び立っていたんだった。


「ごめんなさい博士。

夢を見てたみたいで」


「最近無理させてすまんの」


髭に手を当てる博士。

心配させてしまったかな。


少しの間が経ち博士はむしろ嬉しそうな表情を向けた。


「まぁでも夢というのも悪くはないじゃろ?

どうじゃ?今度睡眠機能でもアップデートしてみるか?」


ボクの見た夢はいつもの日常。

今までそこにいなかった淘汰という少年。

彼が加わったらというものだった。


夢を見るって面白い。

だけど


「もう見る夢は大丈夫。

今度は叶えたい。

新しい日常があの夢以上ならもっと楽しいもん!」

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