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第百五十四話 「モチモチの木」の餅

お読みくださり、ありがとうございます。

「モチモチの木」という絵本がある。

「モチモチの木」とは。

 栃の木のこと。


「モチモチの木」の実で作った餅は。

「ホッペタが落っこちるほどうまい」

 と、形容されている。


 そう。

 美味いのだ。


 ハマる人は、ハマる。

 危険なたべもの。

 それが「栃餅」だ。


 ちなみに。

 栃餅の形状は。


 こし餡入りの餅だ。

 餅は白じゃなくて。

 茶色いヤツ。


 草餅の場合は。

 よもぎが練り込まれているが。


 よもぎの代わりに。

 栃の実を入れたのをイメージして欲しい。


 手作りの場合は。

 餅の上にあんこが乗っかっている。


 栃餅は。

 限られた場所でしか。

 売ってない。


 栃の実は。

 アク抜きの手間が異常にかかるのだ。

 1ヶ月くらい。


 さらに。

 アク抜きの前段階として。


 保存のために。

 1ヶ月天日干しする。


 アク抜きが終わっても。

 単品では食べられない。


 他の材料との混ぜ合わせは、必須。

 手強いスローフードなのだ。

 

 栃の実のベストパートナーは。

 餅だ。


 栃餅は。

 田舎に行けば、行くほど。

 おいしいものが売られている。


 駅の売店で買えるのは。

 薄い茶色で。


 産直で売ってるのは。

 濃い茶色。


 色の濃さに比例して。

 美味しさがアップする。


 ローカルフード。

 しかも、餅。


 入手困難な上に。

 日持ちはしない。


 栃餅は。

 難儀な食べ物だ。


 偏愛してるのは。

 自分だけかと思っていたが。


 佐伯一麦氏の。

「空にみずうみ」という作品にも。

 栃餅にハマってる人がいた。


 仙台市在住の作家さんなのに。

 そこは、ずんだ餅じゃないのか。


 ずんだ餅だったら。

「村上屋餅店」一択だ。


 看板商品のずんだ餅は。

 言うまでもなく。

 くるみ餅も、ごま餅も絶品だ。


 仙台の餅菓子と言ったら。

 喜久福も外せない。


 あんこと抹茶クリームの。

 至福の組み合わせ……


 餅菓子のバリエーションは。

 無限大だ。


 豆大福も。

 いちご大福も。

 名店と呼ばれる店がたくさんある。


 赤福とか。

 梅ヶ枝餅とか。

 

 観光がてら。

 味わうのも楽しい。


 はっさく大福も。

 ぜひ食べてみたい。


 きっと。

 全国各地に。


 地元民しか知らない。

 独自の進化を遂げた。

 餅菓子があるのだろう。


 旅に出かけたとき。

 探索せねば。

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