表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

99/270

第4章・それぞれの戦い①

最近多忙過ぎて体調が_(:3 」∠)_


しばらく予約投稿になるので万が一ミスったらごめんなさい

《side 希暗》



呂阿が常軌を逸脱している魔法を使い六首邪覇龍ヘキサループスフォートドラゴンの方へと向かったあと希暗達は少しの間そのとんでもない光景を見て固まっていた

そうしているとセリアに声をかけられる


「ロア様のお友達の皆様、ロア様の魔法に驚くのは分かりますがそろそろクロアが地上に降りるので待機お願いします」

と言われて希暗達はやっとわれにかえる

その後クロアが地上に降りたので希暗達はクロアの背中から地上に飛び降りる

周りを見てみると降ろされた場所は南門のすぐ前だったのか見知った王や兵士や大臣達に姿を見らてしまうが別に問題ないだろう

そう思い希暗達が戦場に足を踏み入れようとした時、焦ったように王が声をかけてくる


「お主達はどうしてここに!?魔人軍の侵略の阻止に出兵したはずでは?それにさっきの魔法と魔獣はなんなんだ?」

と矢継ぎ早に聞いてきたので、それに対して希暗達を代表していつものように桜前が対応する


「はい、確かに魔人軍に応戦するために言ってました。しかし緊急の事態がおきているとこ事でこちらに向かって来たということです。先ほどの魔法と魔獣に関しては私達とよく分かってません、ほぼ拉致のような感じで連れてこられましたので」

と半分真実半分嘘の報告をした

なぜなら呂阿から素性についての口止めをされているからである

それを聞いて王は


「なら何故貴様達だけなのじゃ?他のものはどうした」

と再び聞いてくる

それを受け桜前は


「単純に移動手段が無かったのもあると思いますが、恐らくさっきの魔法の主の腕試しに私達3人だけが合格したからでしょう。ほかの方は恐らく平原に残されていると思います」

と次は本当の事を報告した

すると王は


「何!?腕試しだと?ラハットと我が国の軍や他の異世界人達も全員1人にやられたというのか?」

と驚いたように聞いてきたので再度桜前が答える


「はい………私達以外は一瞬にして彼1人に倒されました」

と言う桜前の報告を聞いた王や大臣、貴族達は全員かなり驚いていた

それもそのはずこの王都の最高戦力達がたった1人に、しかも容易く敗れたとなると信じたくなくなるのも無理はない


そうしていると呂阿と六首邪覇龍ヘキサループスフォートドラゴンが戦っている方向から激しい戦闘音が聞こえてきた

数々の魔法が飛び交っているのか多数の爆発や衝撃が起こっているのがここからでも視認できる

それを見た王は


「・・・素性は分からんがいまはそ奴に頼るしかないようだな……。あれを何とか出来る戦力は今の我々にはないからな」

と言い


「お主達も魔獣との戦闘を手伝ってくれると助かる」

と続けた

それを受けて桜前は


「もちろんそのつもりです、ではこれで」

と言うと白月と希暗を連れて魔獣との戦闘が行われている方へと歩みをすすめた

そうして向かっている途中もずっと激しい戦闘音が戦場に響いている中希暗が口を開く


「・・・本当に凄いね呂阿は……。あんな化け物とたった1人で戦えるなんてね……」

と少し寂しげに言う

それを聞いた桜前は


「本当にそうね、というより本当に私達必要なのかしら?」

とやや呆れて言う

1方白月の方はというと


「それでも私達もちょっとでも神楽君の手助けにならないとね」

とやる気があるようだった

それらを受けて希暗は


「確かに呂阿の負担を減らすために僕達も頑張らないとね、それに呂阿1人じゃやっぱり限度もあるだろうし。こうしている今も魔獣との戦闘で怪我をしたりしている人がいるからそれを助けないと」

と言う

それを受けて2人は


「そうね、知り合いも少しいるだろうし。私達もちゃんと働かないとね」


「うん。私も回復魔法でどんどん援護していくからみんなを助けていかないとね」

と2人とも戦闘に対して了承の意を示してきた

それらを聞いて希暗は魔獣達の方へと向かって走り出す

それに付いていく桜前と白月


希暗達が最前線で魔獣との乱戦している場所についてみるとそこはかなり拮抗している様子であった

ここに着いた時は押されていたはずなのに人間側が押し返しているみたいだ

恐らく呂阿の常識外れの魔法のお陰だろう

よく見ると呂阿の仲間のセリア・リーニャ・クロアもかなり強い攻撃によって次々と魔獣を殲滅しているように見える

いや素直に言って瞬く間に蹂躙している


だが魔獣達はまだまだ沢山いる

それに高ランクの魔獣は他の人達には手に余るようでまだ数がたくさん残っていた

それを見た希暗が桜前と白月に


「僕達は高ランクの魔獣を中心にやっていこう」

て言うと2人とも賛成してくる

そして希暗達は魔獣達の殲滅を開始する


そうして希暗達は次々と魔獣を駆逐していく

希暗の言葉通り高ランクの魔獣を中心に倒していき途中少し強めの高ランク魔獣もいたがその際は希暗が精霊王モードになることによってあまり時間をかけることがないようにスムーズに倒していった


そして希暗達は呂阿が六首邪覇龍ヘキサループスフォートドラゴンを倒すまでに呂阿が最初に魔法で消したくらいの魔獣と同じくらい数討伐していた






……To be continued →

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ