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ボクはTSお嬢様?  作者: 胡桃
2章 学園中等部2年生編
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デ○ズニーシー③

「さて、どこから行く?

 やっぱり新しいアトラクションから行ってみる?」

「新しいのはトイ○トーリーマニアかな?

 混むハズだから乗るならファストパス取りに行かないとね

 私がみんなの分もファストパス取ってくるから、ヒカルを日陰に入れて待っててよ」

「あ、美里!ファーストパスは取りに行かなくていいから」

「へ?美優はディ○ニーシーは初めてなのかな?

 土日は平気で2時間待ちだしファストパス発券ですら1時間待ちとかなんだよ

 ヒカルをそんなに長時間紫外線に晒すわけにはいかないでしょ?」

「今回はコレがあるから」

「何?コレは・・・ディ○ニーマニアの私が知らない物が・・・」

「あ、私、見たことがあります!」

「知っているのか!○電!!」

「誰が雷○ですか!!」

「ゴ、ごめん、知ってるの?美紀?」

「うん、昔、家族でディ○ニーランドに行った時に

 プー○んのハニーハントに並んでたら、その日に故障しちゃったんだけど

 その時並んでた人に配った『お詫びファストパス』に似てます」

「『お詫びファーストパス』?」

「うん、どのアトラクションでも、時間指定無しでファストパスとして使えるんです

 1回限りですけどね」

「って事は、今日は全部ファストパスで乗り放題って事!?」

「美里、そんなに興奮しなくても、アトラクションは逃げないから」

「そ、そうだね、じゃあプラプラと歩きながら見て回ろうか?

 ポップコーンも確保しないとね」

「何味にする?ボクはカレー味がいいな」

「せっかくだからみんな違う味にして色々な味を楽しもうよ」

「おお、さすが美咲、抜け目がないね」

「いやいや、友達と一緒に回る時は定番でしょ?

 ほら、早速発見、あれはキャラメルかな?」

「じゃあ私買ってくるね」

「あ、美紀、お金はコレを」

「ううん、買い食いお小遣いぐらい自分で出します

 何から何までヒカルにお世話になる訳にはいきませんから」


「お待たせ~じゃあ行きましょう」

「それにしてもすごい人だね、ボクだと背が低いから人波に飲み込まれそうだよ」

「じゃあ手を繋ぐ?私は大歓迎だよ」

「あ、美紀、抜け駆けはゆるしまへんで~♪」

「フフフ、早い者勝ちです」


「こちらはトイス○ーリマニアのファストパス発券の最後尾です

 ただ今の発券時刻は夕方となっております

 本日は19:00閉園となっておりますのでご注意下さい」


「うわぁ、こんなに並ぶんだ、大変だね」

「ヒカル、ここじゃないよ、私達はファストパスを持ってる状態だからね」

「あ、じゃああっちかな?」


「こちらはトイス○ーリマニア、スタンバイエントランスの最後尾です

 ただ今の待ち時間は150分です」


「え~2時間半?」

「ヒカル、ここでもないの、こっちよ」


「ここよ、ファストパスエントランス」

「ここは並んで無いね」

「うん、そのためのファストパスだからね」

「さぁ、それじゃあ行きましょう

 コレがファーストパス扱いだから一人1枚づつ持ってね

 入口のキャストに見せて入って行って、奥のキャストに渡すんだよ」

「キャストって?」

「あぁ、係員の事をキャストって呼ぶのよ」

「へ~なるほど」



「奥で合流してから少し待つだけで済んだね」

「そうね、だいたい10分ぐらいかな?

 150分待ちが10分で済むんだからラクラクでしょ?」

「普通の人達はファストパスを取っておいて

 その時間になるまでに他のアトラクションに並ぶんだよ」

「そう思うと、ボク達なんだかズルしてるみたいな・・・」

「ヒカルを直射日光の下で何時間も待たせるワケにはいかないから

 シカタナイノデス」

「美咲、最後が棒読みだよ

 ところで、山田さんはまだ時間がかかるみたいだから次行こうよ

 すぐそこがタ○ーオブテラーだから乗ろうよ」

「テラー!?」


美咲、分かりやすい反応ですね

6/22誤字修正

8/29一人称間違い修正

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