学園祭3日目①
え、もう3日目かって?
うん、2日目はみんな家族と過ごしてたからね
美優は当然のように付いて来たけど
あ、美優も一応おじいちゃんと過ごしてた事になるんだった
「おはようヒカル、もう学園祭クイーンの投票は済ませた?」
「あ、おはよう美里
済ませたよ、美里は?」
「モチロン終わってるよ・・・ニヤリ」
「何なの?ニヤリって・・・!
さては、ボクの名前書いたでしょ?」
「フフ、即バレ~」
「無駄無駄無駄無駄無駄ーーー!!
美里一人が工作したって学園の生徒は数が多いんだからムリだよ」
「ふふふ、まぁ夕方を楽しみにしてなよ」
「おはよーヒカル、ついでに美里」
「おはよ~美咲」
「誰がついでだって~?
まぁ、ヒカル相手なら仕方ないか・・・
おはよう美咲」
「ヒカル、学園祭クイーンの投票はもうやっちゃた?」
「うん、さっきも美里と同じ話をしてたところだよ
もしかして美咲もボクに入れたの?」
「当然でしょ?ヒカルよりカワイイ娘なんて居るわけないでしょ」
「だよねー」
「おはようございますヒカルとオマケのみなさん」
「誰がおまけだよ、美咲も美優も・・・
おはよう」
「おはよう、美優」
「おはよー美優は学園祭クイーンの投票はもちろんヒカルだよね?」
「聞くまでも無いでしょ?」
「「だよねー」」
「そういえば、美紀は?
いつも一番早起きなのに珍しいね?」
「確か朝一番に携帯が鳴ってたよ、呼び出されて・・・あ、ホラ、噂をすれば
美紀~、ここだよ~おはよう」
「おはようございます、今日も元気ですね美里」
「「美紀おはよ~」」
「みなさんおはようございます」
「ねぇ、美紀は学園祭クイーンの投票はもう済ませた?」
「あ、忘れてました、ありがとう美咲
さっそくヒカルに投票しておきますね」
「・・・さりげなくボクなんだ」
「え、当然じゃないですか
それより、ヒカルにうちのお店からお届け物があるのよ」
「お届け物?っていうかお店って?」
「あ、言ってなかったっけ?
うちの家は江戸時代から続く呉服屋なんです」
「へぇ~、呉服屋って着物とかのお店だよね
老舗のお嬢様だったんだ・・・」
「イヤ、そこは”お前が言うな”ですよ」
「「「ウン」」」
「そ、それでボクへのお届けものって?」
「着物ですよ
着付けは当店のサービスとなっております・・・
っていうか私が着付けするから心配いらないわよ」
「そういえば昨日おじいちゃんにおねだりしたんだった
朝一番に届くなんて、美紀のおうちってすごいね」
「菊の御紋の仕事だからってはりきり過ぎたのよ
代わりに今日は臨時休業にしてお休みにするんだって」
ふ~ん、美紀って着付けもできるんだ
って事は普段から着物を着たりするのかな?
!!
ひょっとしてあの巨乳は着物が育てたのかも
後で詳しく聞いてみよう




