表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ボクはTSお嬢様?  作者: 胡桃
3章 学園中等部3年生編
265/273

英会話部の夏合宿③

『あーっ!この服カワイイです』

『確かにいいです、ほらっこの襟を少し加工すれば夏コミに・・・』

『いいっ!採用です!!

 ふふふっこれで勝つる!』

『月ちゃんはいいですよねー

 メインの2ちゃんを取ったんだから

 クッ、あの時チョキをだしていれば・・・』

『まぁまぁ、グLちゃんもグレソダさんも原作では主役を張ってたんですから』


うーん、こんな合宿でいいのかな

お昼にお蕎麦を食べたと思ったら、アウトレットモールでお買い物してるし・・・

あれ?常に英語で会話するのが目的だから・・・いいのか?

だったらボクも楽しまないとね

『ねえ美優、広い芝生の広場や池もあるよ

 お散歩しない?』

『いいわよ

 ただし、日焼け止めを塗り直してからね』

『はーい、面倒だけど仕方ないかぁ』

『ゴメンね、この日焼け止めはUVカット性能もいいし、お肌への副作用が全く無いんだけど、汗で流れ易いのが唯一の欠点なのよね

 ・・・・っと、OKよ、日傘も忘れずにね』

『おj・・ヒカル先輩、日傘は私が持ちます!』

『・・・断っても聞いてくれないよね、まぁいいか

 ボクの日傘は軽いし』


ん?ボク以外にも、日傘の人が居るんだ

・・・って、あれは楓ちゃんかな?

やっぱりお嬢様に日傘は必須なのかも知れないね

『楓ちゃんはお買い物しないの?』

『あ、ヒカル先輩・・・

 はい、このようなアウトレットで買うわけにはいきませんもの

 慈照寺家の娘として常に上質な品物を身につけるように心掛けております』

『そうなんだ、ボクは服とかも、用意された物を着てるだけだから、よく分からないや』

『ご心配なさらずとも、ヒカル先輩がお召しになっていらっしゃる物は全て最高級品ばかりですわ

 あら、そちらの日傘は私のものと同じでしょうか?』

『え、もしかして、すっごく軽いヤツ?』

『はい、そうです

 先日発売されたばかりですので、まだお持ちの方は少ないそうで、上流階級の御婦人方は予約待ちでヤキモキしていらっしゃるとか・・・

 一張り・・いえ、和傘ではないですから一本ですね

 一本20万円もするとは思えないほどの人気商品ですって』

『そ、そうなんだ・・・』

り、量産したんだね

軽いだけで20万円って、世の中には無駄にお金を使う人が多いんだなぁ



『はーい、それじゃあ、今日のお宿【旧鷹峯宮家別邸】へ向かいまーす

 なお、今日の晩御飯は自分達で作るカレーライスだよ』

『えー、またカレー?

 たまには違うのにしてよー

 ほら、部長権限でさぁ』

『由香里は黙ってなさい

 英会話部の伝統なんだから・・・

 それに、もう材料は用意して貰ってるんだから今更変更なんてムリよ』

『でもさぁ、ヒカルちゃんに庶民の手づくりカレーって・・・いいの?』

『あ、ボクなら大丈夫です

 カレーは大好物です』

『ほらね、それにウチには大江さんがいるから、味に関しては問題無いわ』

『そっかぁ、ハハハハ、同じゆかりでも大違いだねー』

『自分で言うなぁ〜

 って、車が来たみたいね』

なんだ?アレ

・・・マイクロバスはわかるんだ

でも

白バイの先導はどうかと思う

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ