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ボクはTSお嬢様?  作者: 胡桃
3章 学園中等部3年生編
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修学旅行2日目⑦

「綺麗な子だったよね〜」

「ちょっと、男の子に綺麗は無いでしょ」

「だって、そうでしょ?

 間違ってもカッコイイとか頼りがいが有るってタイプじゃなかったよ

 それに、儚いと言うか護ってあげたくなるような、母性本能をくすぐるタイプ?」

「儚いってのは、病気で死んじゃったからそう思うだけでしょ?先入観よ」

「でも、美人薄命って言うのはあるんだよね〜

 あぁ、私も早くに死んじゃうんだわ」

「「無い無い」」

「ちょっと(笑)ハモってツッコミ入れないでよね」

「だって、あからさまなフリだったから〜」

「あれをツッコまないのは、関西人失格よ」

「えへへっ

 それはそうと、光君といえば麻紀だけどさぁ」


きたーーー麻紀ちゃんの話題だよ・・・


「何?あの子つき合いが悪いからさぁ~

 ちょっとね~」

「そのつき合いが悪くなったのって、例の光君の事があってからでしょ?」

「あ~、うん、そうだよね」

「あの子、あれ以降新体操にのめり込んでたんだけどさぁ

 GWゴールデンウィークの大会で優勝したんだってさ」

「へぇ、すごいじゃない

 って事は末は日本代表とかオリンピック選手?」

「それは・・どうだろう?

 全国大会じゃなくって、地方の大会みたいだけどね

 夏休みには全中があるでしょ?

 そこで優勝できたら・・・あるかもね」

「新体操は・・・何ジャパンだったっけ?」

「たしか、フェアリージャパンだったかな?

 狙いは東京オリンピックだね

 東京なら、応援に行ってあげられるしね」

「二人とも気が早いよ

 まずは全中でいい成績を取って

 どこかの強豪校に推薦で潜り込んで

 さらにそこでも競争に勝ち残らないといけないでしょ?

 オリンピック選手の友人なんてまず無理よ」

「「だよね~」」


そっかぁ~

麻紀ちゃんは新体操を頑張ってるんだ

もしオリンピックに出られるような選手になったら・・・ボクも応援しに行こう

気付いて貰えなくてもいいや

いや、気付かれないほうがいいよね


「ヒカル、そろそろいきましょうか?」

「あ、そうだね、長居しちゃった

 次はどこがいい?

 観光スポットなら奈良公園付近だと、興福寺や春日大社、若草山もあるよ?

 博物館もいいかもね、奈良は考古学的な出土品なら有り余ってるからね」

「し、鹿はもうりですわ」

「そんな事言ったって、奈良は鹿だらけよ?」

「まあまあ、美優もそんなに弄らないの

 鹿は大丈夫だよ

 鹿せんべいを持っていなければ見向きもされないから」

「若草山は?山登りで頂上まで競争しようよ!」

「え~、美里の勝が見えてるもん

 それに、若草山は燈花会とうかえの時期が幻想的で好きだなぁ

 今も新緑の季節だから登ってもいいけど・・・競争は無しだよ」

「私はなんだかんだ言っても結構歩いてるので、山登りはきついですね

 博物館だと美里が・・・そうだ、春日大社にしませんか?

 昨日も今日もお寺ばっかりだったから、ここらで一つ神社も入れておきましょうよ」

「それいいわね美紀・・・みんなそれでいい?

 じゃあ観光案内はヒカルに任せて、補足のウンチクは私に任せてね」


補足のウンチクって・・・

ホームグラウンドでさえ美咲に勝てないのかなぁ

いや、ここで勝たなくて何時勝つの?

今でしょ?

勝負だよ美咲!

少し酔ってるので、誤字脱字のチェックが甘いかもしれません


世間は3連休なんだって、知ってた?

(TΔT)

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