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ボクはTSお嬢様?  作者: 胡桃
3章 学園中等部3年生編
197/273

ヒカルのお誕生日③

あれ?この写真は・・・

「あぁ、それは桜子の写真だな」

ボクがふと手にした写真には、10歳くらい?の女の子が写っていました

確か、ボクの叔母さん?になるのかな

もう亡くなっているハズだよね

写っているのもどう見ても手術着だし

・・・手術って噛みそうになるね、脳内で良かった

おっと、思考が横道に逸れちゃった

ここで聞いたらまたしんみりした雰囲気(今度は変換できたよ、美紀に教えてもらったから)になるから辞めよう


「お嬢様、そろそろお時間の方が・・・

 ご友人の皆様とのお誕生日会は離れのホールにて準備しております」

さすが吉村さん、タイミングが神がかってるね

「ありがとう吉村

 それじゃあ、おじいちゃん、また後でね」

「ああ、楽しんで来なさい」


「お嬢様、すでに根本様がお着きです

 美優に応対させております

 間も無く車寄せに土山様がお見えになりますので、お出迎えの用意をお願い致します」


車寄せに入って来たポルシェから美里が出てきましたね、うん、美里ぐらい長身だと絵になります

さらにドレスを着ていると迫力があります

これでおっぱいが大きければ・・・おっと、ヤブヘビになりそうだから辞めましょう

「いらっしゃい、美里」

「ほ、ほ、ほ、本日はお招きにあZ、っつ」

「大丈夫?無理して慣れない言葉遣いしなくてもいいよ」

「だっ、だってこんな豪邸だよ?

 さすがに緊張するよ」

「あっ、この洋館は離れなんだ

 母屋は向こうに・・・日本家屋があるんだ」

「・・・コレで離れ?

 やっぱり私じゃ場違いのような気がしてきた」

「大丈夫、美咲も着いてるから・・・

 ほら、美紀のベンツも到着だよ

 いつも通り時間ピッタリだね

 早くもなく、遅れる訳でもない・・・コレがお抱え運転手(ショーファー)の腕なんだね」

「ホントだ、清香ちゃんの車も来たよ

 誤差が1分?

 うちのお父さんとは大違いだね」

「そう?美里も5分ぐらい早いだけでしょ?」

「途中が違うのよね

 お父さんは飛ばすからね」

「あの(ポルシェ)ならそうだろうね」

「ヒカル、お誕生日おめでとう」

「ありがとう、美紀」

「あ、私まだ言って無かった、お誕生日おめでとうヒカル!」

「ありがとう美里」

「ヒカルさん、お誕生日おめでとうございます」

「ありがとう清香ちゃん

 これでみんな揃ったね

 さぁ、中にどうぞ」

美里の赤いドレスに対して、清香ちゃんはピンクのドレスです

胸の上の方が大きく開いたデザインで、その、なんと言うか、目のやり場に困ります

美里も同じような胸元なのに気にならないのはアレの大きさのせいでしょうか?

美紀は当然のように和服です

白をベースに黄色い菜の花?の柄かな

でも、美紀が和服で助かったよ

美紀の胸元は凶器だもんね


明日から25日まで所用により更新をお休みさせていただきます

m(_ _)m

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